人生は其なりに厄介だ。132 | 嵐のS君妄想小説(BL)

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嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。






『なんか あれだな………』

『なに?』

『なんか。

俺達、探偵みたい。』

と、相葉ちゃんが言う。

俺は相葉ちゃんの力を借りつつ

翔兄からの頼み事に力を注ぐ。





何があったのか、俺は知らないけど。

今日は、朝から生徒達の口から

やたらと翔兄の名前が出てくる。

ワードとしては

「櫻井先生」

「三年生の女子」

「妊娠」

「倒れた」

それらを総合的に見て引っ張り出したのは

昨日、朝礼時に翔兄がおぶっていた女の子が妊娠していて

その相手が翔兄なんじゃないかと

そう言う噂なんだろう。

「馬鹿馬鹿しい。

あるわけないだろ。

翔兄は智さんだけのものなんだから。」


そう思っていた矢先に

あんな変なサイトが立ち上がっていて

悪質にも程がある。


一応、潤にもそれとなく連絡入れたんだ。

多くは語らず

「俺達の学校で、3年に知り合いがいないかって」

それだけ。




「和に頼みがある。

俺は表だって動けないので

3年の田所優依の仲のよい友達を探して

教えてくれ。」

それが翔兄からの頼み事だった。

「わかった。」

と返して今に至わけだ。



相葉ちゃんの野球部の先輩。

部長だけあって信頼できる人だと相葉ちゃんは言う。

その人は丁度、田所さんと同じクラスだった。



『あっ。先輩お疲れ様です。』

『おー。相葉。

どうしたこんなところで

三年の校舎だぞ。』

『はあ………

それが、こいつが昨日………

って言うか………先輩内緒にしてもらえます。』

相葉ちゃんがなんか企んでる。


『なんだよ。

俺を信用しろよ。』

そう言うことか

自分で「信用しろよ」って言った手前

誰にもばらさないだろう。


『あのですね。

こいつ、俺の幼馴染みの二宮なんすけど

高校に入って一目惚れした人がいまして………』

嘘八百。

『へ~。誰?』

さすが、人の恋路は気になるようで

『それが、

昨日、朝礼の時に倒れて

櫻井先生におぶさってた人で

名前も知らない人なんですけど

こいつ心配で心配でオロオロしちゃって………』

『あー。田所のことか。』

『え?やっぱり先輩、知ってるんですね。

さすが、先輩。

なあ。この人ならなんでも知ってるって言っただろ。』

名演技だよ相葉ちゃん。

俺は、可笑しい気持ちを堪えて

俯いて頷いた。

先輩は

『悪いことは言わないあいつは止めとけ。

お前らの手に追える奴じゃないぞ。』

とこっそり教えてくれた。

『あいつ、妊娠してるらしい』

『え?

うそだ。

そんなこと誰が言ってたんですか?』

俺が最後に名演技をみせる。

先輩はクラスを見回して

『あー。あいつだ。』

と言って、一人の女の子を指差した。

『呼んでもらっていいですか?』

『おー。

おい。坂上。

ちょっと来いよ。

お前に聞きたいことが有るってよ。』

と、言うと「じゃあ」と言って去っていった。

その代わりに坂上と言う女の子がきた。