人生は其なりに厄介だ。115 | 嵐のS君妄想小説(BL)

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嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。






2学期が始まって

潤が学校を辞めた。

それを知った潤の取り巻きはショックを受けていたけど

彼女達の変わり身は早くって

あっと言う間に、標的が換わった。



『寂しくなったね。』

相葉ちゃんが、俺の後ろの席で

机に俯せて顔だけ俺に向けて呟いた。

『……うん。

そうだね。』

『…………大丈夫?』

『うん。大丈夫。

俺達、別れた訳じゃないから。』

『そっか。』

って笑ってくれた。

席替えをして、俺の席はグランド側になって

太陽の陽射しが目に滲みる。







土曜の夜に、シャワーを浴びて自室に戻ると

携帯が点滅していた。

見ると潤からの着信とメール。

着信履歴から潤に電話を掛けるとワンコールで繋がった。

俺から掛かって来るのを、手に持って待ってたんだってわかる。

潤も本当は寂しい思いをしてるのかもな。

俺なんかより

新しい環境に不慣れな仕事。

俺が寂しいなんて言えるわけがない。

それでも電話の声は明るくて

「明日、突然休みになったからデートしよう」

って、言ってきた。

『……明日は…………』

「え?なんか用があるの?」

潤が、露骨に嫌な声を出してきた

『……うん。…………明日……

翔兄たちが挨拶に来るんだって。』

さっき、夕飯の時に聞かされたんだ。

「え?智が?」

『うん。

だから、おばさん今その準備してる。』

「そっか。」

『だからさ。』

「でも、それってお前が絶対居なきゃない訳じゃないだろ。」

『そうだけどさ。』

「俺と会いたくないの?」

『そりゃ………会いたいけどさ………』

「俺、今回逃すとまたいつ休みかわかんないよ。」

『俺、居なくても智さん大丈夫かな。』

「え?そっち。

お前、智のこと心配してくれてるの?」

『だって………

なんかの時、援護射撃ぐらいしてやれるだろ。』

「なんかって………

おばさんやっぱり反対だったとか?」

『わかんないけどさ……』

「ありがとうな。

智のこと、考えてくれてサンキュー。

でも、智にはもう翔さんがいる。

俺には………和が必要だ。

俺が会いたい。」

『………うん。わかった。

じゃあ、どこに行こう。』

潤が「会いたい。」って優しい声で語りかける。

俺だって会いたいに決まってるだろ。

会って話したいこともあるし


なにより…………潤に触られたいよ。


明日は朝から俺達は出掛ける事にして

名残惜しそうに電話を切った。


明日は天気がいいといいな。

夏の終わりに海にでも行ってこようか。