※コンサートで投下した爆弾に私の心は動揺中。
ベットシーンは何度も書いてるけど
妄想上で、現実が見たいわけじゃなーい(T^T)
「やめて~」
智の女の子とのキスシーンだって
私には無理なんだから。
………………「心の叫び」でした。
※。.:*:・'°☆
「和………
来てくれないの?」
と、line送信して返事を待つ。
一昨日の夜、「今日会いたい。」って送って
即読がついたけど返事がない。
今日も、朝から何度もline送信してるのに
やっぱり返事がない。
和の家に行こうとも思ったけど
「和の最寄りの駅で待ってるから」って送信して
待つこと1時間。
「読んでないのかな…………」
見ると即読はついている。
「今、向かってるのかな…………」
「もうすぐ来るかな………」
和の家の方を、ちょっと背伸びをしながら探す。
だけど、和の気配はなくてがっかり。
「大事な用があるのかあ…………」
「抜け出せないのかな……………」
「俺に……………会いたくない?…………のかな…………」
「俺を………………………きらいになった?」
俺は、駅の券売機の横で、それから2時間待っていた。
だんだん不安になり
だんだん考えが悪い方に流れていく
地味な服装をしてにキャップを被って
目立たないようにしてたのに
和を待つ間に、8人の女の子から声を掛けられた。
『悪いけど。
友達待ってんだよ。』
って全てを断って、ただ和が来るのをひたすら待っていた。
「11時位から待ってるのに………
やっぱり、和の家に行ってみようか。
今日、絶対話さなきゃ………
じゃないと…………」
と、一歩足を踏み出したときに
後ろから来た人とぶつかってしまい
何かが倒れた。
俺が、急に動いたのがいけないんだ。
『あっ。すいません。』
と、俺が振り向くと髪の長い女の子が
『すいません。』
と、俺に謝ると
『あの………杖がどこにあるかわかりませんか?』
と、しゃがみこんで手探りで探しだした。
ちょっと先に目をやると白杖が落ちていて
それを拾ってその子に手渡ししてやった。
『ごめんね。
俺が、突然動いたからぶつかっちゃって………
何処か怪我してない?』
『ありがとうございます。
大丈夫です。
ただ、ごめんなさい。
方向がわからなくなっちゃった。』
その女の子は目が見えないみたいで
俺とぶつかったことで方向がおかしくなったらしい
『何処に行きたかったの?』
と、聞くと
『改札に………』
と答えた。
『そっか。じゃあ改札まで連れていってあげる。』
そう言って、俺の腕に女の子の手を掴ませて歩き出す。
『…………ねえ、聞いてもいい?』
と、俺が、声を掛けると
俺の方に顔を向けて
『はい?
なんですか?』
と、笑いかけた。
可愛い子なのに可哀想になあ………
『見えなくて怖くない?』
『そうですね。
怖いですけど、あなたのように
親切な人がいっぱいいるので助けてくれるんです。
だから平気です。
わたし、5年前の事故で見えなくなったんですよ。
怖いと言うより悲しかったかな。
大好きな人の顔が見れなくなちゃって………』
『………そうなんだ。
その人とは別れちゃったの?』
「あっ。聞いちゃいけないことを………」
と、後悔したけど女の子は
『ふふっ。
別れたって………
私の好きな人ってアイドルですよ。』
と、言って笑った。
『え?そうなの。
ちなみに誰?』
『ふふっ「光一くん」なんです。』
『え?
キンキの堂本光一?』
『はい。』
って言うと照れて顔が紅くなった。
俺は、先日彼らの後ろで踊ってたけど黙って
彼女の話を聞いていた。
『大好きだったのに、もう見れないから…………
歌や声を聞いて想像するんです。
大人っぽくなった光一君を………』
『そうか。』
『彼らの歌を聞いてると元気が出てくるんです。
楽しくなるんです。
どんなに寂しくても、嫌なことがあっても
こんな私でも何か出来るんじゃないかなって
卑屈になるのは簡単だけど
そんな人生は嫌だから
彼らから元気をもらってるんです。』
と言って笑ってた。
『そうなんだ………』
「アイドルって凄いんだな。
勇気や希望や夢を与えてるんだ
俺もそんなアイドルになれるのかな………」
って考えていた。
『あっ。もう大丈夫です。』
『え?』
その子は手を放して
『ここからならもうわかりますから
ありがとうございました。』
と、頭を下げて歩きだした。
その子の後ろ姿を見ながら
俺も人に元気を与えられる人間になりたいと思った。