人生は其なりに厄介だ。70 | 嵐のS君妄想小説(BL)

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嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。





『ほら………

最近の智は、こんなこと平気でしちゃうから

心配だよ。』

と、翔くんが言う。

翔くんが俺を膝の上に座らせたくせに

だから、俺は首をひねって

翔くんにキスしただけなのに……

それに、俺にキスを教えたのは翔くんじゃんか。

『こんなことって………

翔くんとしかしないよ。』

『当たり前でしょ。』

って、コツンと頭を叩かれた。


『あと………

あの写真は?

何か言い訳ある?』

俺を背中から抱き締めながら

翔くんが静に問いたずねるけど

なにを言ってるのか分からず

『え?

あの写真って?』

って聞いてみた。

『あれれ?

とぼけちゃうんだ。

特集記事に載ってたのは智達でしょ。』

『あっ!』

「思い出した。」

『あれは…………』

ちゃんと説明しようと

俺が立ち上がろうとすると手を掴まれ

また、そのまま翔くんの膝の上に着地。


『智が、モデルやったって教えてくれたけど…………

やっぱりあれはちょっとね。』

翔くんの声が低くてちょっと恐い。

『…………翔くん…………怒ってる?』

体を捩って翔くんを見ると

『うん。ちょっとね。』

って言うから

『ごめんなさい。

まさか、あんな風に使われるなんて思わなくて………

カメラマンさんにのせられちゃって………

本当に………ごめんなさい。』

って謝った。


どうしよう…………

翔くんを怒らせてしまった。

だから、モデルなんかしたくなかったんだ。

俺のばか…………

だいたい特集記事だって

まるで俺たちに向けられたような内容で

リスクが高いことや、

結局、うまく行かないとか

日本ではまだ差別的な態度が多いとか

そんな話。

男女で付き合ったって、別れるときは別れるのに……

俺たちの関係が間違いだって言われてるようで

悲しかった。

心のどこかで永遠なんてないことも知っていて

いつか翔くんから別れ話が出ても

大丈夫にしておかなきゃとも思ってるんだ。



『ごめんなさい。』

俯いて一生懸命謝ってるのに

翔くんの返事がない………

やっぱり翔くんも記事の内容を認めてるんだ。





『…………ふふっ………ごめん。

意地悪した。

智の気持ちが知りたくて

意地悪した。』

と、翔くんが俺をギュッて抱き締めた。

『え?』

『智がこの記事を読んで

変なこと考えてないかと思って………』

『………………』


『多分、この記事のように

俺たちの前には、大きな壁が幾つもあるんだよ。

そのたびに、俺たちの関係を否定して

やっぱり無理って諦めてほしくない。

智の場合すぐ身を引く恐れがあるからさ。

さきの山は二人で越えてこう。

どんなことでも………』

と、翔くんの手が俺の手と重なる。

翔くん…が……指を絡ませて


『わかってるの?

プロポーズなんだけど』

って優しい声。



『………………うん。』

「翔くん、ありがとう。」

って、向きを変えて翔くんに抱きついた。