人生は其なりに厄介だ。54 | 嵐のS君妄想小説(BL)

嵐のS君妄想小説(BL)

嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。









『なに作ろうか?』

スーパーのカートを翔くんが押して

そのとなりを並んで歩く。

「なんか夫婦みたい」って思った。

よくとーちゃんとかーちゃんは

こうして買い物してたなあ…………

とーちゃんと俺が、要らないものばっかりカートに入れるから

かーちゃんはよく「あんたたち連れてくんじゃなかった」って言うんだ。

でも、その顔が幸せそうで

本気じゃないことは子供の俺でもわかったぐらい。

新しもん好きのとーちゃんは

「智。こんなんが出てるぞ。

美味しいかな?

食べてみないとわかんないよな。

ほうれん草の下に今のうちに隠せ。」って

よくやってた。

かーちゃんがレジで「いつのまに~」って怒るんだけど

「あら。これ美味しい」ってはまるのはいつも
かーちゃんなんだよな………

そんなことを思い出しちゃった。


『………智?』

翔くんが心配そうに俺を覗き込んで声を掛けた。

『あっ。ごめん。

で、なに食べたいの?』

『俺、なんでも好きだよ。』

『でも、ちゃんと言ってよ。

じゃないと俺も思い浮かばない………。』

と、俺が言うと

店内を見回して

『あっ。じゃあカレー作って。

カレー食べたい。』

と、言った。


『うふふっ………いいよ。

カレーね』




『じゃがいもある?』

もし、家にあったらそれを使おうと思って聞いてみた。

『ない。』

『そう。

じゃあ玉ねぎは?』

『ない。』

『そう。

人参は?』

『ない。

ってか俺、そもそもキッチン使った事ないんだよね。』

『え?

じゃあ包丁とかなべも無かったりするの?』

『いや。

それは多分大丈夫………

使った事ないけど…………』

『いつもなに食べてるのさ?』

って聞いてるのに

突然走り出して、何かを両手に抱えて帰ってきた。

『ちょっと翔くん…………

これなに?』

『あー俺の主食』

『え?

いつもこんなん食べてるの?』

それは、カロリーメイト。

俺はあきれて聞いてみた。

『ちゃんとコンビニ弁当とかも食べてるよ。』

『うそー。

ダメじゃない。

こんなのばっかり食べちゃ。』

『俺、料理苦手。』

『もー。じゃあ

一緒にカレー作る?』

『うん。手伝う。』



俺たちは買い物を終えて

翔くんのマンションに着いた。