人生は其なりにおもしろいだろ。17 | 嵐のS君妄想小説(BL)

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嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。





『なんで?

なんであんたが

智の卒業アルバム持ってるわけ?』

なんだかよくわからない。

『あんたって………

一応、俺教師だからその点は気を付けろ。』

『………ふ~ん。

で、なんで持ってんの?』

『お前は何にも聞いてないのか?』

『何を?』

『事故のことだよ。』

『あーあー。

あん時、俺まだ赤ちゃんだったからね。

なんも覚えてないの。

智も話したがらないし………』

『そうか………。』

俺はずっと持ち歩いていた新聞の切り抜きを松本に見せた。

『あれは、中学の卒業後。

春休みの連休を利用して

智の家族は両親の実家に遊びにいってたらしい。

その帰り道に、居眠り運転のトラックに追突されて

その反動で前のトラックに追突して炎上。

4人が亡くなって、智と君が生き残った。』

『知ってるよ。

それぐらい』

と言って、新聞の切り抜きを俺に返してくれた。

『………俺な。

…………俺、あいつが……好きだった。

一緒にこの学校に通うのが楽しみだった。』



『いいのかよ。

そんなこと、俺に言って。

あんたがホモだって言いふらかそうか?』

松本がニヤッと唇の端を上げた。


『いいよ。言っても。』



『言わねえよ。んなこと………』

と、松本が下を向いた。


『あの事故のニュースを知って

どんだけショックだったか…………

中学の担任の転勤が決まってて

卒業アルバムを、比較的智の家が近くて、

級長でもあった俺が預かっていたんだ。

何度か自宅を訪ねたけど誰もいなくて

そのうち違う人が住だして

もう二度と会えないんだって諦めてたよ。

でも、奇跡がおきて……』

『ふ~ん。

でも、残念だね。

智は人を好きにならないよ。』

『え?

なんで?

昨日、智からも言われた。』

『え?

あんた昨日、告白したの?』

『告白って言うか………

「中坊の時、好きだった」って言った。』

『で?智の反応は?』

『人を好きにならない』

『じゃあ、そうなんじゃね。

はい。諦めてください。』

『お前、それでいいの?』

『なにがだよ。』

『智の本当の。

屈託のない笑顔知ってるか?』

『…………』

『そんな顔見たことあるか?』

『……………』

『人生を悲観してるような智に

人生は其なりにおもしろいんだって教えたい。』

『………………なんも知らないくせに

勝手なことばかり言うな。

なんも知らないくせに………』

俺は会議室のドアを開けて部屋を出ると

勢いよく閉めてやった。