人生は其なりにおもしろいだろ。7 | 嵐のS君妄想小説(BL)

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嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。







潤がいたから、ここまで生きてこれたんだ。

体育館を出ようとしたときに

椅子の片付けをしている生徒に混じって

数人の先生が見えて

そのなかに先程の櫻井先生がいないかと探してみた。

多分、見たところでわかんないだろうな。

15年も前の事だし、

その頃の思い出は、俺にはちょっとあやふやだから。

いいや。

今さら…………



そう思って帰ろうとしたら

玄関で、何人かの先生がお見送りしていて

頭を下げるて通ったら

突然、腕を捕まれた。

「へ?何」

俺が最後に出てきたので保護者も他の先生も

水が引けるようにいなくなって

俺と俺を掴んでいる人と二人っきりになってた。


しばらくの沈黙のなか

「あれ?この人………」

俺がグランドにいたときに合った人だ。

俺をじーっと見つめて

『お前、……………大野智だろ?』

『え?……………なんで?』

『やっぱり……

俺を覚えてない?

中学の時、同じクラスだった櫻井だけど。』

『え?』

彼が櫻井翔くん?

『グランドにいたとき気づかなかったけど………

お前の後ろ姿で思い出したよ。

この、猫背な。』


『あ………

そうなんだ。』

俺はそれ以上言葉が見つからなくて

素っ気なく答えてしまった。

『久しぶりの再開なのに…………

そんなもんかよ。』

『ごめん。』

本当は嬉しいよ。

また、会えて嬉しいよ。

でも……………

やっと忘れた人なのに

思い出して苦しくなるのは嫌なんだ。

『なあ。再会を祝して飲みに行かないか?

俺、話もあるんだ。

そうそう、卒業アルバムも預かってるんだ。』

『あっ……ごめん。』

『何が、ごめんなんだよ。

兎に角、俺まだ仕事あるから後で電話くれよ。』

と、俺に名刺を渡してくれた。

『じゃあ。絶対な。』

って言うと走って行った。


櫻井くん、俺のこと覚えてたんだ。

目立たない子だったから覚えてたなんて………

ちょっと嬉しい。

卒業アルバム預かっている?

そうか、俺、卒業式出てないんだ。

あの頃の記憶があまりないからな………。

名刺を見て財布に仕舞った。