紅い涙 149 | 嵐のS君妄想小説(BL)

嵐のS君妄想小説(BL)

嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。







ニノの家を出て色々考えていた。

離れたくないからと一緒にニューヨークに行って

俺はどうしたらいいの?

仕事は?

収入はどうする?

現実的に考え出すと

簡単に行くなんて言えない………。









智が帰って暫くするとチャイムが鳴った。

モニターに写ったのは母だった。


『どうしたのさ。

また、変な話持ってきたんじゃないよね。』

リビングに、ツカツカと入っていく母にちょっと強めに尋ねた。

『あら………一人なの?

あの子は?』

『あの子って………

智さんのこと?』

もー………ほんと嫌ってるんだから…………

智が何かしたわけじゃないのに

母は勘違いしてるよ。

『そうよ。

居るかと思ったわ。』

『さっきまでいたよ。

でも、帰った。』

と、キッチンに向かいお茶の用意をした。

『ふ~ん。』

と、言いながらあちらこちらと物色する母。

『で?なに?』

コーヒーをテーブルに置いて尋ねた。

『昨日で番組卒業だったでしょ。

お疲れさま。

番組見てお爺様達が心配していて

一度来なさいって連絡があったのよ。』

『えー………

やだよ。母さん上手に断っておいてよ。

俺、引っ越しの用意で忙しいって………』

祖父母は俺を可愛がってくれるが

いちいち煩く。

最近では「嫁はまだか?ひ孫はまだか?」って

顔見るたびに言われちゃ、うんざりもする。

それが彼女じゃなくて彼氏だなんて

老い先短い祖父母には伝えたくない。


『…………また………母さん任せ………

お父さんもお兄ちゃんも………

お母さんがなに言われてるかも知らないで………

いい気なもんよね。』

ってぶつぶつと言い出した。


『ちょっ…………母さん?』

と、強めに声を掛けたら

はっ!としたのか我に返って

『いつ?

ニューヨークにはいついくの?』

『一応…………

来週中には一度行って

アパート見てくるよ。』

『あの子は?

あの子どうするの?

まさか一緒に行くなんて言わないわよね。』

『なんで?

俺が一緒に行こうって誘ったんだよ。

まだ返事もらってないけど』

『あの子はニューヨークまで着いてくる気なの?

厭らしい………』

『母さん!!』

『何でそんな風になったの?

母さんおかしなこと教えたかしら………

遼だって大事に大事に育てたのに………

なんでこんなことになるのよ。

…………みんなあの子のせいじゃない………』

『母さん!』

『お母さんのことより

あの子の事が大切なのよね。

わかったわ。』

と、言うとフラフラとした足取りで帰ろうとした。

『…………お母さん?

………大丈夫?』

と、手を差し出したら、その手を払いのけ


母は部屋を出ていった。