紅い涙 133 (共に生きる) | 嵐のS君妄想小説(BL)

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嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。




翔さんの車で家まで送ってもらい

車が見えなくなるまで見送っていた。



『いつまでそこにいるの。

早く入りなさい。風邪ひくわよ。』

と、背後からかーちゃんの声がした。

俺が翔さんに送ってもらったのを見ていたんだ。

不味い………



リビングに入ると

『智は、櫻井翔さんのことが好きなの?』

と、唐突に聞いてきた。

どう言ったらいいの?

かーちゃんは俺の味方なのかもわからないし……

とーちゃんに告げ口されるかもしれない……

今は本心を言えない。

だから、俺は黙って俯いた。


かーちゃんがそふぁーに座って

お煎餅をパリって頬張って

『翔さんって……イケメンよね。

女の子がほっとかないわね。』

と言った。

『……………』

そんなこと知ってるよ………



『智の周りはほんとイケメン揃いよね。

潤君もかっこいいし、

ニノちゃんは可愛いし。』

『…………』



『櫻井家のお父さんは、

翔さんにお見合いさせるらしいわよ。

ご友人の娘さんですって

いい気なものよね。

こっちは被害者だって言うのに』

そう言うとお茶を啜った。

『………被害者?』

『だってそうでしょ。

智は遼って子に、心と体に大きな傷を負わされたのよ。

智の傷を癒せるのは………

翔さんしかいないんでしょ。』

『……………』

『いいのよ。言いなさい。

黙ってることないわよ。

お母さんも智のために戦うんだから』

『え~っ………』

『智が、翔さんと別れる、諦めるって言ってから

どんな顔してたと思う?』

『…………』

『かーちゃんは、また智が殻にこもるかもしれないって心配だった。

だって、全然笑わないんだもの

辛そうに………

寂しそうに………

ため息をついって…………』

『そうだった?』

『そうよ。

でも、今日帰ってきた智は違った。

目に力があるの

何かを決意したような…………

それは翔さんが関係してるんだろうなって』



『かーちゃんは俺の味方なの?』

『味方?

かーちゃんはどんなときでも、智の味方よ。』


そうだった。

かーちゃんはいつも俺の味方だった。


『俺…………かわいい孫を抱かせてあげれないよ

いいの?』

『ばかね。

犬か猫でも飼うわよ。

智が元気で生きていて

いつも楽しそうに笑ってくれたら

それが一番の親孝行よ。

智は翔さんと幸せになれるんでしょ……』

『……………うん。』

『じゃあ………頑張りなさい。

とーちゃんだって、智の事が一番大事なんだから』

『……うん。』


『ちゃんと話せば分かるから………』

と、かーちゃんが笑ってくれた。