紅い涙 125 (共に生きる) | 嵐のS君妄想小説(BL)

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嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。






一通りインタビューを終えて

個人的に飲みに誘われて、慎吾さんの自宅に招かれた。

『いらっしゃい』

ドアを開いて、俺を迎え入れてくれたのは

どこから見ても男性。

『ただいま。』

と、慎吾さんはその彼にチュッってして肩を抱いて。

『俺のパートナー』

と、紹介された。

『今晩は、櫻井くん。

草剪といいます。』

俺は出された手を握った。





『櫻井くんは、元気ないね。

なんかあった?』

俺にグラスを渡して

向かいのソファーに腰を下ろした。

『………慎吾さんの方が………

知ってるんじゃないですか?』

俺はグラスの酒を一気に飲み干した。

『あらら………ばれちゃってる………』

やっぱり…………

どういうつもりだよ智くん。

俺は、ちょっとムカついた。

『ちゃんと話そうか。』

『…………………』

慎吾さんを睨みつけた。

『んな……怒んなよ。

潤とニノから連絡がきたんだ。』

『え?

松本さんと二宮さん?』

智さんからじゃないの?

『そう。

二人が別れたみたいだって』

俺を指差した。

『俺は………別れたつもりないです。』

『そうなんだ。

でも、智自信は別れたと言ったらしいよ。』



『俺…………わかんないですよ。

智さんと話した訳じゃないし……

大野さんのお父さんと俺の親父とのあいだで

決まったみたいで

俺はちゃんと智さんと話したいのに………』

やっと智さんに逢えて

やっと智さんを、この手に抱くことができたのに

なんでだよ。


『俺は…………わかるよ。』

と、草剪さんが口をはさんだ。

『俺たちもここまでになるには

沢山の試練があった。』

『そうだね。

一度本当に別れた事があったね。』

そう言って、二人は繋いでいた手に力を込めた。

『お互いの気持ちだけじゃ

どうしようもなくて…

お互いの事を考えて別れたんだよね。』

『でも、自分の気持ちに嘘をつけなかった。』

『………………』


『……………君たちの話を潤たちから聞いたときに

俺は…………

もし………彼がいなくなったら…………

と、自分に置き換えたよ。

耐えられないって思った。』

『智くんも、櫻井くんの事を考えて

別れようとしてるんじゃないかな。』

『親が出て来たんでしょ。

俺もそうだったけど………

優しい智は、櫻井くんのご両親の事を考えて

説得されたんじゃないかな』

『………………』

『現に、潤たちからの話では

智が空元気で、見ていて辛いと言っていた』

『そんな…………』

『俺たちが結婚したのは君たちのおかげだよ。』

『え?なんで?』

『君の一途さと、心を滅ぼすほどの智の思いを見て…

俺達は近くにいて触れることも出来る。

人の夢や願いのために、自分の幸せを捨てたくない。

幸せになったもん勝ちってね。

最終的に、親も子供が元気で笑っていたら

それでいいって言ってくれた。』




『………………』

『頑張ってみろよ。

男………見せろ。』