紅い涙 110 (生きる) | 嵐のS君妄想小説(BL)

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嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。






智が笑ってた。

俺と潤君が智の家に着くと

楽しそうに………

翔さんの飼い犬が智にじゃれついて

可愛い顔して笑ってた。

嘘みたいだ…………

夢でも見てるのか………

それとも今までが夢だったのか………

ポカーンとしていた俺たちを見て、智が綺麗に笑ってくれた。









でも、なんか府に落ちないよ。

だってそうだろ。

俺たちがどんなに頑張ったと思うのさ

なのに翔さんに会わせたら

"あっ"と言う間に目覚めてさ。

俺たちはなんなんだって話だよ。


俺がいじけてると潤が

『それでも、智が目覚めてよかっただろ。』

って、

『そりゃ、そうなんだけどね………

なんかおもしろくない。』

『でも、翔さんに懸けたのは俺たちだよ。』


『知ってるよ。…………チェッ

この気分を例えるなら…………

娘を嫁に出した気分。』

と、俺は口を尖らせた。

すると

『それをお前が言うな。』

と智のとーちゃんに怒られた。

『ごもっともです。』




『うふふ。

お母さん、今日は"さとし"と一緒に寝よーと

ふふふ…………可愛い』

智のかーちゃんが、膝の上で寝ている"さとし"を撫でながら言う。

『ちょ、母さん。

………あいつに返せ。

帰ってきたらとっとと返せ。』

と、とーちゃんが言うと

『あら。

あの子達………今日は帰って来ないわよ。

諦めなさい。』

って言った。



智と翔さんは、二人きりで話したいことがあると

先程、翔さんの車で出掛けて行ったのだ。


母は強いな。

『いいの?

智と翔さんの事を認めるの?』

と、俺が聞くと

『うーん。

そうね。

親って、子供が元気に生きていて

笑っていてくれたら

それだけで親孝行だと思うの

だから………

智が幸せなら…………反対も文句も言えないわよ。

そうでしょ。お父さん』

と、笑ってお父さんの方に同意を求めると

『………知らん』

と、プリプリしてた。