『ちょっと、やめろよ。』
俺は掴まれた腕を振り払った。
『なになに?可愛い顔して…………
怒った顔も可愛いなー。
おじさんがチュウしてあげる。』
と抱きついて離れない。
駅のホームで二宮和也と電車を待っていた。
すると、酔っぱらいのおやじが3人でやって来て
俺らに絡んできたのだ。
『おー!やれやれ。』
と、囃し立てる奴
ニノの手を掴んで放さない奴。
見て見ぬふりの奴ら。
終電間近のホームには人は疎ら
関わりたくないのが本音だろう。
近くの人が駅員を呼びに行ったみたいだけど
俺らも一応男だし、本気を出せば逃げれるさ。
でも、近くの女の子が次のターゲットになるのも可哀想だ。
『もー。いい加減にしろよ。』
ニノが切れだした。
『あーっ。こっちの子も女の子じゃないの
可愛い顔で…………』
『ばか野郎。俺たちは男だ。』
『本当にそうか?
おじさん達が確認してやるよ。』
とニノも抱きつかれてしまった。
『放せよ。糞親父』
『うぜーぞっ!!おっさん。』(怒)
背後からドスの効いた声が聞こえて
俺に抱きついていた親父が投げ飛ばされた。
『何すんだ。この野…郎………』
と、威勢のいい声も一瞬ですぼんでいった。
そこに立っていたのは体格のいい強面の彼
櫻井遼くんだった。
そこに駅員がやって来て
3人は連れて行かれ俺たちも被害者として
説明を求められた。
『君も来て』
と、俺たちを助けてくれた櫻井くんも連れて来られ。
そこで結局、俺たちは終電を逃す事になる。
『助けてくれたのに
こんな事になってごめん。』
と、俺たちは櫻井遼くんに謝った。
結局、終電を逃した俺たちに行くところはなく。
俺たちは事務所に戻って来てしまった。
『俺、親に迎えに来てもらうんで大丈夫です。』
と遼くんは言って
それから40分たった頃お母さんが迎えに来て帰っていった。