ベットに取り残された俺…………
後悔はしていない
明らかに今、心の底からニノを好きだと言える。
俺たちは長い間、相手の幸せと成功を願い
誤解し続けて本当に遠回りして
やっと思いが繋がった。
だからと言って「はい。めでたしめでたし」とは
到底いかない。
後悔はしていない………
けど、翔くんの事を思うと胸が苦しい。
『………翔くん……………ご……めん………』
俺はずるい…………
翔くんを裏切った癖に「失ないたくない」と思ってる。
深夜、ニノの部屋を出た。
隣に寝てるニノを起こさないように
ベットを抜け出して身繕いをしていると
『……………帰るの?』
と、ニノの声
『あっ。うん。起こしちゃった?』
『……うんん……大丈夫。
…気を付けて帰って……』
『うん。』
『バイバイ』
と俺に言うと背中を向けた。
いじけてるの?
俺を拒否してるの?
帰ってほしくないって思ってるの?
連絡先も知らない……
このままこの部屋を去ったら…………
次にはいつ会えるだろう。
『…………うん。……バイバイ………』
この時間に実家はないな………
俺は、自宅に帰ることにしてタクシーをひろい自宅に向かった。
部屋の鍵を開けて
リビングのソファー