大宮物語 Sakura55 | 嵐のS君妄想小説(BL)

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嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。






ニノに襲われて焦って部屋を飛び出した。

廊下を逃げるように走ったのに

足がもたついて倒れた。



ニノが追ってくるかも………

と、心のどこかで期待している俺がいる。



振り返って見てもドアが開く気配もなく

そうだよ。

このまま早くここを立ち去らなきゃ。

心に言い聞かす。



「実家に帰るつもりだったけど

今日は翔くんの家に行こう。」

翔くん驚いて俺を抱きしめてくれるはず………

翔くんに会えば………

会えば……………




俺はゆっくり立ち上がると

エレベーターホールとは反対の方に歩きだした。




ニノが言った言葉………

翔くんの顔…………

交互に現れては消えていく………

俺は何を考えてるんだ。

俺にもわかんない。


ただ、気が付くとドアのチャイムを押していた。




ドアが少し開いて

俺はすかさず中に入った。

俺に背を向け

『………帰ったんじゃ……ないんですか?』

とひねくれる。

でも、見なくてもわかる

ニノは………泣いてたんだ。

だって声が震えてる。

『…………ニノ……………』

俺が静かに声を掛けると

目の前で崩折れてしまった。

肩が微かに揺れていて声を出さずに泣いている

そんな彼を…………



愛しいと思う……………



俺は、咄嗟に背中から覆い被さるように

ニノを抱きしめた。


俺の頭の中には、もうニノしかいなかった。