ニノは何を言ってるの?
身を引いた?
邪魔したくない?
俺のバカな頭は理解できない
でも、同時に理解しちゃいけないようにも感じた。
『俺……
ずーっと智を忘れられない。
今でも………
………………………好き』
真剣な眼差しを向けるニノ。
『なん…………なんで今頃………………そんなこと………』
『そうだよな。
今さらだよな。
解ってる、解ってるけど……………
俺の心は……………
あの18の夜で止まってるんだ。』
『…………俺だって…………
俺だって…そうだよ。
お前に……乱暴されて………………
トラウマみたいになって………………』
『…………………』
『それを……………癒してくれたのが翔くん………で……
ニノのバカ。
今さらそんなこと言うな。』
と、俺は席を立つ
翔くんの顔が浮かんできて
「ここに居ちゃいけない」と心が急き立てる。
『……………帰る』
と俺は言うとドアに向かって歩き出す。
ドアの取っ手に手を掛けた瞬間、
その手を掴まれて壁に押し付けられた。