大宮物語 still 8 | 嵐のS君妄想小説(BL)

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そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
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『なんで………なんで泣いてるの?』

ニノが、俺の涙声に驚いて振り向いた。

俺は膝に顔を埋めてニノに見られないようにしてるのに「なんで?」と除き混んでくる。

なんで?

なんで涙が出るかって?

俺だってわかんねーよ。

でも、でも……俺すげー頑張ったんだよ。

たった一人で知り合いもなく、

遊びに行くこともなく、

出来るまで、踊れるまで、床に汗だまりが出来るぐらい………



それなのにニノに別れを告げられて

どんなに辛かったか知れない。

その思いが解き放たれて安心したのか

ニノに逢えたのが嬉しかったのか

涙が止まんないよ。



『もー…………』

と、ニノが呆れた様な溜め息を吐くと

俺の後ろの段に座って背後から包み込むように抱きしめて

『………今だけだからな………』

と囁いた。



暫くニノに包み込まれていると、少しづつ落ち着いてきて俺は顔を上げて涙を拭い

『………ごめん。』

そう言うとニノの体から抜け出した。



『…………智………』

『ニノ………ごめん………おれ』

『俺さ……智の舞台見に行ったよ。』

『え?』

『お前さ………

舞台のチケットよこすのはいいけど

そこまでどうやって行くんだよ。

新幹線代稼ぐのにどんだけ掛かったと思う?

セットでよこせよ。』