『今度いつ会える?』
相葉君が聞いてきた。
相葉君の熱い眼差しに俺は目を反らした。
『………わかんない………。
また連絡するから…………』
そう言って俯いた。
キスをして気付いてしまったんだ。
智じゃなきゃ…………だめだって。
求められて応じたけど…………
智じゃないことを実感して冷めて行くばかり………
相葉君が熱くなればなるほど
俺の体が冷めていく。
だから………なにも言えなくなった。
相葉君は「俺を利用してくれていい」と言った。
俺を好きだからって………
でも、俺が好きなのは……………やっぱりあいつだけなんだ。
相葉君と駅で別れて俺は手を振った。
すると、相葉君が「メール待ってるからね」といつまでも手をブンブン振っている。
相葉君に気を持たせ、付き合うとまで言ったんだ。
自分の言葉に責任を持たなきゃいけないよな。
走り去る外の夜景を見ながらため息をついた。