大宮物語 忘れられない 16 | 嵐のS君妄想小説(BL)

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嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。




ピピピッピピピッピピピッ

目覚まし時計が鳴った。

眠い目を擦りながら目を覚ます。

朝日が出るまで、まだ間がある。

「1月1日朝日を見に行こう。防波堤で待つ。」

と送信して。

「わかった。」

と直ぐに返信が来た。

あの日からずーっと俺の心は冷えきったままだ。

当日を向かえカーテンを開けると雪が降っていた。

「自転車で行こうと思ってたのに無理かな………」

「て言うか朝日見れないじゃん。」

「行かないのもありかな………」

だって別れ話だもん。




でも、多分…………

智は雪の降る中、待ってるんだよなっ。

寒いのに、寒いの嫌いなのに絶体に待ってるんだ。

「くそ~」

俺はダッフルコートを羽織りフードを被って雪道を走る。

雪の積もった道を見て

「一緒に歩きたかったな」と言った智の言葉が甦った。

あの時、どんなつもりで言ったんだろう。

走っていた足が自然に止まり

俯いたらフードが前を塞いで見えない。

下を見るとぽたっぽたっとなにかが足下に落ちた。

薄暗がりに電灯の灯りと雪の白さで

雪が音を吸収していく