「あれれ……?」
おいらはどこに運ばれてるんだ?
「あっ!この匂い…………
翔ちゃんの匂いだ…………いい匂い……
え………翔ちゃんがおいらを見て笑ってる。」
「翔くんのこの笑った顔。
おいら大好き…………うふふ……嬉しい。」
"ダメだよ。人のものをとっちゃ"
「え?誰………」
"翔ちゃんは俺のなんだからね。"
「あ、相葉……ちゃん………
ごめんね。
わかってるから。
おいら翔ちゃんのこと好きにならないから………」
おいら翔ちゃんのこと好きにならないから…………
そう言いながら泪が出た。
ふっとおいらは眠りから覚めた。
「おいら……夢みてたんだ。」
頬に手をやると濡れていて心もズンと重い
「嫌な夢…………」と布団で泪を拭った。
薄暗闇の中、懸命に目を凝らすが何も見えない……
「いったいここは何処なんだろう」
自分の記憶を手繰り寄せる。
「マルと飲んでいて…………それから…………えっと……」
いくら考えても思い出せない。
その内、自分の右側が暖かい事に気がついて
次いでに寝息も聞こえてきた。
「え~!!
おいらどうなってんの?」
そーっと自分の身体に触れてみる。
「服は着てるよかった」って
なんの確認してんだよ。
「違う違う………誰?の確認でしょ」
と自分で自分に突っ込みを入れたりして………
本当は怖くて横を向けない………
ニノだったら……
まさか翔ちゃん………
嫌々松潤…でしょ………
考えると怖い…………
一人でもがいていたら
隣で寝ているはずの人が、もそもそと動き出した。
おいらは驚きで身体が跳ねた。
それに気付いたのか
『……さとしくん?……』
小さい弱々しい声でおいらを呼んだ。
「え!………翔ちゃん!!
なんで…………?」
『起きたの?』
おいらは手で口を押さえた。
『………』