『…………で、
どうだった?』
おいらの髪をクシャクシャとして潤君が聞いてきた。
『……………結局…………
おいら…………みんな………失っちゃった………
(ニノも、翔ちゃんも、相葉ちゃんも…)
…………なんで………こんなことになったんだろう………』
『………………みんな、
愛し方が分からなかっただけだよ。』
潤君が静かに答えた。
『あまりに近くに居すぎて………』
そうだね。
おいらたちずーと一緒だった。
10代の頃から………ふざけあい、励ましあい、ぶつかり合いながらここまで来たんだ。
仲間って言葉じゃ物足りない、
家族とも違う………
メンバーなんて言葉じゃ語り切れない…………
おいらたちにはおいらたちにした分からない絆がある。
この大切の関係を失いたくない。
たった1日で崩壊なんかさせたくない。
おいらは唇を噛んだ。
『………みんなが………あんたの事、
大好きだよ。………
大事にし過ぎて………の結果でしょ。』
『………………』
『後は、あんたが何を撰ぶかじゃね?
誰かを傷つけるとか、あいつに悪いとか考えるよりも
……』
『おいらが選ぶ…………』
『相葉君と翔さんの関係を………
あんたがどう見るか…………
ある意味、彼らの方が辛いんじゃない?
あんたからの宣告を待つ受刑者気分だと思うよ。』
『……………』
おいらは………誰も失いたくないよ。
相葉ちゃんと翔くんの関係だって…………
ショックで辛いけど…………認めてやろう。
もう、忘れるんだ。
忘れられるさ……………。
元に戻ろう…………
さっき……翔くんが言ったように………
潤君がまたおいらの髪をクシャクシャと撫でて
『今日の撮影大丈夫?
グッズの元になるんだからね。
いい顔してもらわなきゃ困る。』
と潤君がおいらを覗きこんだ。
『…………うん。わかってる。
もう、大丈夫。』
真っ直ぐに潤君を見た。