※BL小説です。ご注意下さい。
『こんなに苦しいのに……………』
『…………ニノ………』
『………女になんか渡さない』
『女……なんか……い』
いないと言いたいのにニノに唇を塞がれた。
長いキス。
と言っても時間にしたら十数秒なんだろうけどひどく長く感じた。
朝日が差し込む明るい部屋で何やってるんだろう……
おいらはニノの身体を引き離した。
『おいら、女なんかいないよ。』
『…………嘘だ………』
『多分、ニノは勘違いをしてる………
彼女は釣り仲間だよ。』
『嘘だ!』
と言っておいらをギュウと抱き締めて
貪るようにキスをしてきた。
『うん……あ…やっ………ふっ………や…め…うっ…』
おいらの口からは言葉にならない言葉が洩れる。
抵抗してはみたものの
ニノの思いの深さが伝わってきた。
俺は抵抗を辞めた。
するとニノが唇を離してくれた。
ニノがおいらの顔を見て
『…………どうしたの?……
…抵抗しないの?』
と聴いてきた。
『……………いいよ。』
『……えっ?』
ニノが驚いていた。
『………………ニノの好きにしろよ。
おいらだって………ニノが………好きだから………
でも、こんな意味で……好きな訳じゃないけど……
ニノが…………やりたいなら……………』
おいらはベットに横になった。