『セフレ?!』
おいらはその言葉に驚いていると
『えっ?
もしかしてほんとに知らなかったの?』
とおいらの隣の席に移動してきて肩に手をまわしてきた。
『俺ら、そうそう遊べないでしょ。
かと言って健全な男子なわけよ。
溜まるものもあるし……
そこはね。
お互い様ってことでさ』
なにを言ってるんだろう?
おいらはニノの言葉が理解できない。
お互い様って?
『……ニノもいるの…………セフレ?』
『俺?
俺はあんまりそっちの方は……
大体、翔さんも相葉さんも本命がいますからね。
ただの生理的処理ですよ。』
おいらのショックを少しでも和ませようとしているんだろう
『あんまり気にしないであげてくださいよ。
彼らも気まずくなりますから……ね。』
とは言っても
おいらのショックは計り知れない。
このあとどんな顔をしたらいいんだろう。
翔くんは相葉ちゃんを抱いたんだ。
その事実はおいらの心にグサッと刺さり抉っていく。
やっとの思いでロケを済ませた。
仕事の間は目まぐるしく人に会い
作業したり、移動したりと
考える暇もなく働いた。
ホテルについた頃にはもうすっかり日も落ちていて
ニノと食事を済ませてエレベーターに乗っり部屋に帰る時になって思い出した。
エレベーターが目的の階に着いてドアを開けた。
ニノが先に出たがおいらは脚が動かない。
ドアが締まりかけたとき
下りてこないおいらに気づき手を引っ張った
『いってー』
ニノはドアに挟まれた。
『もー、
あんたがぼーとしてるから
俺がこんな目に遭うんですからね。』
と挟まれた腕を擦りながら文句を言っている。
『……………ごめん』
『どうしたのよ。
さっきから……心配事?』
とおいらを覗きこんできた。
『……………ニノ……
おいら……どうしたらいい………』
『何が?』
『……ニノの鈍感。
解れよ。』
の睨みつけた。
『………あーあ。朝の件ね。』
「うん」とおいらは頷いた。
『リーダーはどうしたいの?』
『………わかんないよ』
『じゃー、今日は俺と一緒の部屋にする?』
『うん。そうしたい』
『わかった』
と言うとニノはつかつかとおいらの部屋に行ってチャイムを鳴らした。
中から翔くんが出てきて、ニノと何かをしゃべって中に消えた、
と思ったら荷物を持って出てきておいらの顔をチラッと見て隣の相葉ちゃんの待つ部屋に入って行った。
一瞬の翔くんの視線
悲しいそうな、何か言いたそうなそんな目をしていた。
『リーダー』
とニノがおいらを呼んでる。
「…あれ?……何で……
何で…前が歪んで良く見えないの?」
前が歪んで立ち尽くしていると
『………なに泣いてんの?』
とニノがおいらの事を抱き締めた。
『
『……何が?』