君のそばで 91 | 嵐のS君妄想小説(BL)

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嵐の大野君が大好き。
そして、翔くんと智君の絡みが大好き。
BL大好きっ子の私が
嵐をネタにチョコチョコ書いてます。

智くんが「バイバイ」と言って
電話を切ったのに
俺は……
俺は何も言えなかった。

スマホを耳に当てながら俯いていると
智くんの声が聴こえる気がして
ずーっと握り締めて泣いていた。




どれだけ時間が経ったんだろう。
いきなりニノの携帯がブルッと震えて我に返った。

相葉ちゃんからの着信。

思わずニノの携帯なのを忘れて取ってしまった。

するとニノの声で

『いつまでそこに居るんですか(怒)
そろそろ時間ですよ。
早く来なさい。』
と怒鳴られた。



『…………あっ、ごめん。今行くから……』

そう言うと俺は涙を拭い鏡を見た。

『ひでーえ顔』
目が充血していて腫れている。
泣いたのがバレバレだ。
少しでも気付かれないようにと
サングラスを掛けて楽屋に向かった。




『おはようございます。』

『もー翔ちゃん遅いよ。
何してたの?』

ドアを開けると相葉ちゃんが俺に襲いかかる。

『なんでサングラスしてんの?』

と、俺のサングラスを剥ぎ取ろうとするから
その手を叩いてしまった。

『いってーな、何すんだよ。』

『お前が変なことすっからだろ』

俺はプイッと顔を反らした。


『マーマー。
そんなことより、ほら相葉さん』


とニノが割って入ってくれたのでほっとした。

『そうそう、翔ちゃんこれ』

相葉ちゃんが綺麗な包みを俺に差し出した。

『何?
俺にくれんの?』

『ちげーよ。おーちゃんにだよ。
おーちゃんに渡して』

『え?』

『やだもー。今日おーちゃんの誕生日だよ。
忘れてた?』

『あっ。』

俺は後ろに掛けてあるカレンダーを見て
崩折れた。

『翔ちゃん!!
大丈夫?』

『『翔さん!!』』



サングラスの縁から泪が溢れた。
『大…丈夫………じゃ…ない………ど…うし…よう………
俺……俺………』

智くんの大事な記念日なのに………
ずーっと一緒にいようね。って約束したのに………
「おいら、重いよ。」て言った時
俺は何て言った?
「もー無理って言われても、離れないからね」って
言わなかったか?

智くんの笑った顔が大好きだったのに
最近じゃ、智くんの歪んだ笑顔しか見てない
俺に気を遣い遠慮がちに微笑む。
どうして………どうしてこんな事になるんだ。
いつから智くんをちゃんと見てなかっただろう………
後悔ばかりが頭を過る。



放心状態の俺を見て
『翔ちゃんどうしたの?』
と相葉ちゃんが声をかけてくれたが
俺には聞こえてこなかった。

『翔さん、まさか。
智くんを……………』

ニノが俺の襟首を掴み睨み付けてきた。

『どう言うこと』

潤くんも物凄い形相で俺の前に立った。



『智くん…………出ていった』

俺は声を絞り出す。