▼本作の評価・感想・各話リンクは以下にまとめています。
目次
あらすじ
評価
感想
構成
古都内乱編Ⅰ
前置き・・・
スティープルチェース編ではカットにカットを重ねる展開で視聴者を置いてけぼりにする展開が目立ちました。古都内乱編は重要度がそれなりに高い章なので丁寧に作りこんでほしいですね。
あらすじ/スタッフ
九校戦が終わり、二学期が始まったある日、亜夜子と文弥が真夜直々の手紙を達也に届けに来た。手紙の内容は「周公瑾の捕縛について協力を依頼する」というもの。周公瑾は黒羽家が追跡していたが、京都付近で見失ってしまったという。どうやら周公瑾の逃亡を古式魔法師の一派である「伝統派」が手助けしていると見られる。伝統派は長年、九島家と対立している。そこで達也は九島烈の孫である藤林を通して、周公瑾の捕縛に協力を依頼する。
評価:11/15点
*各5点満点で評価する
脚本(シナリオ+構成)
点数:4
ポイント:
キャラクター
点数:3
ポイント:
演出(作画+美術+音響+etc)
点数:4
ポイント:
感想
第9話にしてようやくあの頃の魔法科高校を思わせる内容とクオリティを見せてくれた。
全体の構成は”真夜からの依頼について→九島への依頼と古式魔法による襲撃→伝統派との戦闘→護衛”といった感じ。見ての通り今期アニメ全体で見ても随一のきれいな構成だった。起承転結が明確な分、視聴者はものごとを順序だてて・整理しながら見ることが出来るので理解しやすかったです。また、護衛の話で持越しとなったことで、次回に向けてそれなりに期待感を持てるひきとなったのではないでしょうか。
(1)真夜からの依頼について
1期からお世話になっている周公瑾に終止符を打つべく真夜から依頼を受ける達也ですが、依頼という形から危険な内容であることを察しました。本作らしい回りくどさを感じますね。アニメにするとこんなに違和感があるのかと(笑)。その危険性からようやく水波の出番が来るそうなので歓喜
(2)九島への依頼と古式魔法による襲撃
達也は依頼を受けて早速九島烈に取り次ぐことを開始した。で、藤林にコールする。例の如く深雪に問い詰められる達也。さすがです。そんなふざけた中で古式魔法による攻撃を受けましたね。黒羽姉弟が尾行されていたことが原因出ることから、四葉家に囮役として使われていることを推察する達也たち。深雪はぴえんです。その後幹彦に昨晩の古式魔法・式神について聞きだすと、違法?な魔法であることが判明した。そんなことより書記長はやっぱり笑える。そして生徒会室は強烈な百合フィールドが形成されるのであった。九島のことを葉山を通して真夜に報告。報連相は大事。達也を息子のように溺愛する真夜は達也の一挙手一投足を受けて爆笑する(笑)。
(3)伝統派との戦闘
弱すぎる古式魔法士。伝統派は大したことないということが分かった。ただしそれ以上に大事なことは、達也たちが伝統派の明確なターゲットとなっていることと、伝統派がターゲットの素性をあまりわかっていないということ。これにより学友にも影響が出ることが懸念されました。
(4)護衛
八雲に護衛をお願いするわけですが、美月の護衛は幹彦が務めることに。達也がいなければ主人公だったと言わしめるだけある。さすが幹彦。雫のいえに泊まれば安全なのは草生えました。そして八雲がないがしろにされているように視聴者には映る。残念ですね。
少し疑問符が出るような場面もちらほらありました(そもそもこのシリーズそんなことばかりなので大目に見ましょう)が、きれいにまとまった展開でしたし、レオたちが物語に関わってきそうな感じを出していたので俺たちが求めていた魔法科高校を見れそうですね。次回から京都に入ってという流れになると思います。本作最強の魔法士がようやく登場するのかなと思います。この場ではこれ以上触れないでおきましょう。
以上。
構成
【起】真夜からの依頼について
黒羽姉弟が司波家を訪問し、真夜からの手紙を渡す。
周公瑾の捕縛を協力するといった内容。
周公瑾についてわかっていることを文弥から聞く達也。
伝統派が力を貸しているとのことだ。
/オープニング
真夜の命令の順位について。
今回、依頼という形であったことから周公瑾との戦いは免れないと推察する。
家を空ける間は水波に深雪の護衛を任せる
【承】九島への依頼と古式魔法による襲撃
学校にていつものメンバーと生徒会長選挙、学術論文コンペについて会話する。
横浜の時は技術、京都の時は純理論を重視する。
/
自宅にて藤林と通話
久島閣下に私的な面会をお願いする。周公瑾を捕まえるためだと伝える。
/
深雪と達也。
藤林の私用の電話番号について問い詰める深雪。
そこに化成体が現れる。
自身が囮として使われることに理解を示す達也に対して、納得しない深雪。
/アイキャッチ
生徒会長に就任した深雪。達也は書記長に就任する。
達也は式神について幹彦に相談する。
/
葉山に電話をかける達也。
九島家の力を借りたことを真夜に伝えるよう依頼。
/
その場にいる真夜に相談する葉山。
達也は貸し借りから生じる縁を必要としないことに笑う真夜。
【転】伝統派との戦闘
書記長の会話をする深雪達。
そこに車が停車し戦闘開始。秒殺。
/
帰宅後、襲ってきた古式魔法について会話する。
伝統派の明確な標的になっている。
そして達也たちの素性をあまりわかっていない。
学友たちにも危害を加えられる可能性があるとして護衛を付けることを決めた。
【結】護衛
九重八雲の元に訪れる。
八雲に対して友人たちを護衛するよう依頼する。
/エンディング
ほのか達に昨日襲われたことを報告する。
幹彦が美月を護衛することに。