【評価】【感想】転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます #09 | じゅんぷーのブログ

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▼本作の評価・感想・各話リンクは以下にまとめています。

 

目次
あらすじ
評価
感想
構成

 

ギザルムという災厄

 

  前置き・・・

レンが泣いている姿を見て不覚にもええなと思ってしまっていました。今話はそんな感情が芽生えることはないと思います。黙ってロイド君の太ももを眺めましょう。

冗談はさておきあまりにロイド君が強いので蹂躙する展開しか見えてなかったのですが、ギザルムが圧倒的な強者感を出してるので案外ロイド君がボコボコにする展開にはならないのかもしれないですね。わかりません。

 

  あらすじ/スタッフ

ジェイドの肉体と「空間転移」の能力を奪った魔族・ギザルムは、魔人を従えて、ロードストを手中に収めていた。そんなギザルムを前に、暗殺者ギルドはピンチに陥る。そこへ駆けつけたロイドはギザルムと対峙する。

 

  評価:15/15点

 *各5点満点で評価する

脚本(シナリオ+構成)

  点数:5

ポイント:いうことなし。

キャラクター

  点数:5

ポイント:前回と打って変わりセリフが少なかった。にもかかわらずその少ないセリフの中でしっかりとキャラクター同士の掛け合いが成立していた。意外と大事な要素であるギザリムや魔人たちの表情が豊かで見応えがあった。

演出(作画+美術+音響+etc)

  点数:5

ポイント:結界の部分の尺が結構長くて私好みではなかったんですが、クラシックな演出や、グリモやタリアの危機迫る演出、何よりショートがよかった。

 

  感想

白熱した戦闘描写が見られるのかと思ったら、ハイクオリティの小手先勝負を見させられた。次回が本番になるように尺調整しているような回だった。その調整を感じさせない丁度良さを感じた。
全体構成は、"タイトル回収:ギザルムとは→ギザルムとの攻防→ロイド/タリア&禿の死→王国からの援軍"という流れだった。めちゃくちゃきれいな構成だった。ロイドと暗殺者ギルドの2つの視点で描かれており、それらの場面スイッチが全て正解だった。それゆえに最後のひき(王国からの援軍)が刺さっていた。また、今期のアニメで初めて見たかもしれない、前回のひきの描写をそのままアバンに持ってくる演出。最近この手の始まり方見ないですよね。
もう少し細かく振り返ります。
(1)~アイキャッチ。2週間ぶりのオープニングに感謝。早速「死ね」から展開が始まりました。受けようとするロイド君は変態さんですね。私はこういうところ好きなんですが、一部の界隈からかなり嫌われてるんですよね(笑)。それはさておき、呪言の性質や、魔人・魔族についての説明がグリモからありました。ファイちゃんの演技がうまくて緊迫感を出しつつ、なぜかしっかり頭に入るように説明しているのがすごい。で、とりあえずタイトルの回収をしてギザルムがすごいやつだということがわかった(笑)。大事なのはアイキャッチ。タオがかわいい。ロイドが好きなことに気づいていないのがかわいい。ショタコンなのが最高。
(2)ロイドvsギザルム。1分くらいロイドの結界とギザルムの攻撃の攻防が描かれていた。さすがに長かった(笑)。ここで尺を調整してるんだろうなと感じた(笑)。空間転移はやはりロイド君でも厳しいものがあるのかというのはわかった。
(3)ロイドの絶命~タリアの自害。ロイドのピンチについては視聴者一同ピンチにならないことはわかっていた。そして製作者はそれを理解していて、ロイドの尺は短かった。ロイドが死ぬ描写が長くても意味がない。そして続く暗殺者ギルドの絶体絶命。前回に引き続きこいつら熱すぎる。高橋李依のレンが本気過ぎて泣ける。タリアカワイイ(え)。魔人のコメディ要素があるのが、このシーンを試聴するのに謎の丁度良さを感じた。フェアリーテイルでこんな感じなのに熱い展開が維持される感じ。ロイドの尺が短くてこいつらの尺が長かった分、本当にタリアが死ぬんじゃないのかと思った。それくらいに迫るものがあった。
(4)王国からの援軍。ロイドの土人形は視聴者一同知っていた。だがロイドの様子がおかしいと思ったら、シルファが来たからだった・・・。ちなみにこの時のデフォルメロイドとジェイド(ギザルム)が最高にハマっていた。で、ロイド以上にピンチだった暗殺者ギルドに援軍到着。ただ思った以上に助かったみたいな描写は少なかった。どちらかというと王国の人たちの描写を優先しているように感じた。なんとなく今話で暗殺者ギルドの感情に終止符を打って、次回に第二王子たちにスポットを当てた方が締まりがいいかなと思った。けど、どうなんでしょうね。で、エンディング後に次回を期待させるショートアニメがありました。タオ参戦。アイキャッチのショートにもタオが出てきたことで今回のイベントではタオは出てこないものかと思ってしまっていましたが、この演出はサプライズが過ぎますね。最高です。
どちらかというと前半はロイド達に重きを置き、後半は暗殺者ギルドに重きを置いた構成が今話は決まっていました。その結果援軍の到着が暗殺者ギルドに本当に救いであったことがよく伝わってきましたね。それにしてもタリアかわいい。
こう全員が揃う展開になるとさすがに次回は読めますよね。ボコボコのボコですよ。ただ1点、ロイドがシルファ達にどうやって言い訳をするのかですね。(1点といいつつ)それとタオがどのタイミングで入ってくるかですね。次回が気になって夜しか眠れなくなりそう。
以上。

 

  構成

【起】魔族ギザルム

ロイドの攻撃。
 /
暗殺者ギルドに逃げるように促し、彼らはこの場を後にする。
ギザルムご存命。魔人たちに暗殺者ギルドを追うよう指示。
ロイドがそうはさせない。
ロイドvsギザルム。
 /オープニング
魔人の襲撃とギザルムの呪言。
死ねという言葉を解析するロイド。
 /
魔人のランクについて。
ギザルムは1級のさらに上の魔族だと。
天変地異に値するような化け物。
 /
だがロイドは相対することを選択。
ジェイドは第七王子に会いたがっていた。
お互いの啖呵。
 /アイキャッチ:ショタコンのタオの話

【承】防戦

グリモによる説得。
ギザルムの攻撃を受けるロイドの結界。徐々に結界は破れていく。
空間転移によって不意打ちを食らう。


 /
暗殺者ギルドに迫る魔人たち。

【転】ピンチ

空間転移による攻撃がロイドの体に突き刺さる。
ギザルムのカゲロウという技??


 /
魔人たちvs暗殺者ギルド。
門を開けるが魔人たちは必至に抵抗する。タリア必死の防衛。
タリアとガリレアが残って足止めすることを選択。
タリアの自害のような構え。

【結】援軍

ギザルムの語り。
つらぬかれたロイドは土人形で、そのロイドによる剣の攻撃。
ロイド、急に場所変えない?と提案・・・
 /
魔人たちに向かって無数の火球が飛ぶ。
そう、第二王子だ。