【評価】【感想】わんだふるぷりきゅあ! #17 | じゅんぷーのブログ

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▼本作の評価・感想・各話リンクは以下にまとめています。

 

 

目次
あらすじ
評価
感想
構成

 

私が、あなたを守る!

 

  前置き・・・

本日は第17話!!

前回はコラボ回でしたね。その前日にはクレシンの方でわんぷりメンバーが登場するようなこともありました。当然視聴済みです。クレシンらしいアホみたいなお話でしたが、ちゃんと子供たちにテーマを伝える努力がなされているいいお話だなと思いました。脱線しました。コラボがありましたがそれ以上に両親に打ち明ける正にわんだふるな展開となりました。自身がプリキュアであることは打ち明けていないし、恐らくこのことが今後のシナリオに大きな影響を与えることはないと思われます。

さて続く今話、全く読めない。タイトルはニャミーがまゆのことを守るということだと思いますので、まゆちゃんが危機に陥るのでしょうかね。で、続く次回以降で逆にニャミーがピンチになることがあってその時にまゆが・・・みたいな感じになりそう。

 

  あらすじ/スタッフ

アニマルタウンでは動物の赤ちゃんがたくさん生まれるシーズンがやってきました。まゆはいろはに誘われ、こむぎ、悟といっしょに「赤ちゃんツアー」に出かけます。街をめぐりながら動物の赤ちゃんと出会ったあと、公園でお昼ごはんを食べていると、こむぎがガルガルの出現に気づきました。
こむぎといろは道路にあらわれたガルガルのもとに駆けつけ、変身して立ち向かいますが、通りかかっていたカルガモの母子が巻き込まれてしまいまいました。母子を助けようとしてガルガルに狙われるまゆでしたが、そこにユキが助けにあらわれました。さらにユキはキュアニャミーに変身し、ガルガルを追い込んでいきますが、まゆが追いかけてくると、彼女だけを連れて去っていきます。
ワンダフルとフレンディがガルガルをもとの姿に戻したあと、公園でまゆ、ユキと再会するこむぎたちでしたが、ユキはこむぎたちに「これ以上、まゆに関わらないで」と冷たく告げるのでした。

スタッフ
脚本:井上 美緒  演出:上田 華子
作画監督:爲我井 克美  美術:戸杉 奈津子

 

  評価:14/15点

 *各5点満点で評価する

脚本(シナリオ+構成)

  点数:5

ポイント:序盤中盤でまゆにとってユキがどんな存在であるかを示すことで、裏返し的にユキから見たまゆを示していた。これによってユキが変身して戦う理由が明確になり、ユキがニャミーとなることを受け入れやすくなっていた。また、ガルガルの登場タイミングが秀逸だった。そしてひき展開の作り方も素晴らしい。

キャラクター

  点数:5

ポイント:すみれさんがかわいい。小学生のころのまゆがかわいい。ユキがかわいい。猫屋敷って最高過ぎんか!?冗談はさておきユキの登場によってユキに注目が集まりがちだが、あの時のその他のキャラクターの表情が秀逸でした。ライオンガルガル以来の危機感を感じました。

演出(作画+美術+音響+etc)

  点数:4

ポイント:いつもと作画の方向性が明らかに異なっていたが私は好き。

 

  感想

納得の神回でした。
大まかな流れは"赤ちゃんツアー→お昼ごはん→ガルガル登場→ユキの変身→ユキと会話"といった感じ。きれいな構成でしたし、赤ちゃんツアーという内容とユキとまゆの関係性を関連付けて描くことでユキがニャミーに変身する展開にきれいにつなげていました。
全体振り返り。まゆ家から今話は始まりました。早速まゆの口から赤ちゃんツアーという言葉が出てきたことで、いろはとこむぎ、悟とお出掛けに行くことが判明。この時のすみれさんの言葉が確信をついていたのはさすがは母親だなと感心しました。またまゆが赤ちゃんの頃の話を掛合いに出して最終的にユキはまゆのお姉ちゃんという感じ、という落としどころに持っていくのがうまかった。今話の核心の部分に序盤で触れたかったんだろうけど、それを赤ちゃんツアーを回収したうえ自然な流れで運べるのは脚本がいい仕事をしている証拠です。序盤で書き過ぎた気がする。オープニング明けから早速赤ちゃんツアーが始まるわけですが、集合場所はいやらしく鏡石(笑)。しかも鏡石を見ているまゆの後ろユキが駆け抜けるというよくわからない演出(笑)。シナリオ的に何の意味もない演出でしょうけど、視聴する中でこういう面白味は重要ですよね。で、赤ちゃんを見ていく中で面白いことが起きました。まゆの口からかの宇宙人の言葉が出てきました。「ほよ~」。まあ羽衣ララの場合「およ~」なのですが(笑)。これでまゆのキャラクターがまた一つ確立されたのかしら。ふざけた感じを出した後はいろはの家の病院にて生まれたての猫の親子。猫というところでマユは思うことがあったのでしょう(後で回収された)。でその後は川でカルガモを見て昼飯(この時カルガモに悲劇が訪れるとは知る由もなかった・・・)。それにしても悟が料理ができる、ユキがお菓子を作れるというある意味視聴者の期待を裏切らない展開には大感謝なのだが、いろはが全然料理できない属性を持っているとは思ってもみなかった(笑)。これは完全に裏切られましたね。なぞの物体に対して数式を用いて当ててみせた悟にはさすがの一言。で、猫親子に話が戻り、まゆはユキともっと早くに出会っていれば寒い思いや寂しい思いをさせずに済んだのにと後悔しているそうだ。いろはの言う通り本当にやさしい子だと思う。そしてガルガル。会話がたるんできたタイミングで投入されるガルガルは良い構成の証拠だと思います。というよりいい起用法。でトラのガルガル。ネコ科ですね。話を飛ばしますが、例のカルガモの親子に危険が迫ることで考えるより先に体が動く形で助けに向かっていたまゆ。カルガモは何とか助かったが、まゆに向かってくるガルガル・・・。ワンダフルとフレンディは追いつけそうになく、フレンディはフレンドリータクトライオンを使おうとするがもう無理そうだった。そんなときにニャミー!!ではなくユキが間に降り立ちました。一同驚愕。わたしもびっくりしました。変身してスタンばってるものかと思っていましたが、まさかの準備不足(笑)。冗談はさておきこの時のスローモーションになる演出はやっぱりテンションが上がる。その後はユキがしゃべり、人間に変身し、プリキュアに変身した。そうです、前日に新しいパクトの販売が開始されたので、必然パクトの出番が今話からになるわけでこの展開はよめていました(笑)。ユキはやさしいまゆのままでいてほしいとする。そのやさしさがまゆを傷つけることになるのであれば、ユキはまゆを守るのだと。かっこよすぎるだろ、というかニャミーの変身バンクエロすぎでしょ。なんにせよ新たな伝説の戦士の正体が明らかになった瞬間でした。その後は流れるような展開でフレンドリベラーレでフィナーレ。まゆとニャミーはお姫様抱っこの形で先に戦線離脱(笑)。で、終了後一同が集まるもいろは達を拒む。それはプリキュアの協力者としてまゆを危険に巻き込んでいるからだった。
メイントピックは明らかにユキがプリキュアであることがバレること。やっぱりワンダフルと対立的であるとはいえ新しいプリキュアが登場してその正体が判明するとテンションが上がります。日曜日の朝から元気が出ます(笑)。ユキはまゆのやさしさによって救われた人物だからこそ、そのまゆのやさしさに最大限の理解を示している。それでいてまゆのお姉さんだと自認しているので、そのやさしさがまゆに危険を与えるようなことがあれば助ける。ユキのこういう姿勢が大好きです。これまでのどのプリキュアシリーズにもいないような価値観だと思います。ただ一人を守るために他の人がどうなっても構わない、それはガルガルであったしてもプリキュアであったとしても。序盤、中盤で、まゆにとってユキがどういう存在であるかを視聴者とユキに見せていたことも大きかった。これによってユキが登場することを容易に受け入れることが出来た。土壌づくりは大事だとプリキュアが教えてくれたんだ(笑)。話変わってパクト。序盤でまゆがカバンにパクトを入れるシーンがありましたね。そのまま鏡石の前に行くような描写もありましたし、そろそろまゆがプリキュアとして登場することになりそうですね。また、最近毎回登場しているすみれさん。まゆが赤ちゃんの頃から何も変わってないのすごい(笑)。可愛すぎる。俺の嫁。グッズ化はよ。
ユキがニャミーだとわかってことでより一層こむぎたちと対立する理由が明確になりましたね。パクトがでたこともありリリアンが登場するのはもう次回かその次かって感じだと思います。どうやってニャミーが他のプリキュア達のことを受け入れるのかに注目して見ていきたいですね。
以上。

 

  構成

【起】

アニマルタウンは赤ちゃんがいっぱいいる。この流れから赤ちゃんツアーをいろはに案内されるまゆ。この話をするまゆに対して赤ちゃんみたいと表現するすみれ。まゆはユキと初めて会った時のことを思い出して同意しているが、すみれはユキはまゆのお姉さんみたいだよねと。するとユキは大喜び。
 /オープニング

【承】

【私が、あなたを守る!】
鏡石の前に集合する。まゆは鏡石に何か願いをする。
そこにいろはと悟が集合。いろはかわいい。


 /
お花屋さんにはつばめの巣。
 /
アニマルタウンの公演。
リス、シカ、ウサギ
まゆ「ほよ~」
 /
いろはの家。
猫の親子がケージにいる。中々赤ちゃんが生まれないから病院で出産をした。
 /
川にはカルガモの親子。ご飯の話題が出るとこむぎがお腹を鳴らす。
 /
お昼ごはん。悟の手作り弁当。まゆはクッキーを用意。こむぎの分も用意している。いろははとてもこむぎとは思えないようなおむすびを作ってきた・・・。いざ食事。
 /
赤ちゃんについて振り返る。まゆはユキが赤ちゃんの頃はどんな感じだったのかを考える。この会話を盗み聞いているユキ。

【転】

ガルガルの孵化。
こむぎとユキが気付く。
 /アイキャッチ
トラ?のガルガル。
いろはとこむぎが立ちふさがる。
 /変身バンク
戦闘開始。トラのガルガルだと悟。
プリキュアは逃げるので精いっぱい。
そこにカルガモの親子の登場。まゆがカルガモを助けに行こうとする。
ガルガルがそれに気づきまゆに向かう。ユキが間に降り立ち。
ユキがしゃべり、金髪の少女に変身。
 /変身バンク
キュアニャミーの登場。
ニャミーは普通に戦うのだ。
ニャミーとガルガルはその場から去り、ワンダフル達はカルガモをもとに戻す。
そしてワンダフル達はガルガルの元にむかう。

 /
ニャミーの回想。
 /
まゆが合流したことでニャミーとまゆはその場から立ち去る。
 /
フレンドリベラーレ。浄化。

【結】

河川敷にてまゆとユキの元に合流するこむぎたち。
一緒にプリキュアをすることを拒む。それはこむぎたちがまゆを危険な目に合わせているから。


 /エンディング
次回予告