あらすじ/スタッフ
出発した電車は、次々と駅を通過していく。恐ろしいヤギ人間が襲ってくる武蔵横手駅、奇声をあげる人参のいる高麗駅、ゴルフボールの雨が降る東飯能駅を交替で運転しながら通り抜けていく。しかし、飯能駅で晶のお尻にキノコが生えていることが発覚!みんなでキノコを抜いた途端、晶の性格が変わってしまった……。晶を元に戻すために、稲荷山公園駅にいるという“ドクター”を探す静留と玲実。そこで2人を待ち受けていたのは、ミニチュアサイズだけど……兵隊!?
構成
【起】
5人の菜園。静留と葉香の会話。
東吾野を出てかなり経つがまだ次の駅にすら着かない。
キノコが生えると寿命が短くなる。お尻を隠す下り
【承】突き進むトレイン
武蔵横手駅、そうこうしていると次の駅に到着。
田んぼしかない。二本足のヤギが登場、ヤバイ。この駅には停車せず。
ずっと静留が運転してるから全員で運転することに。テンポが丁度いい。
お尻をまさぐりキノコが生えていることを自認しない晶。
高麗(こま)駅に到着。馬鹿笑いする大根たちのお出迎え。あまりに怖い世界。
川で水浴び。サービスショットに感謝。
終末トレインは進む。
東飯能、ゴルフボールの雨あられ。
【転】晶
【結】稲荷山公園駅
評価:14/15点
*各5点満点で評価する
■脚本(シナリオと構成)
点数:5
ポイント:キノコをだいぶ引っ張ったなという。多分次回への引きと中だるみさせないためですね。先にキノコを出すと。武蔵横手駅とかの印象はかなり弱かったでしょうし。そのかいあって前半はキノコを隠しながらいろいろと世界観を味わい、後半はキノコ発覚からの晶の異常、医者探しからのガリバーと充実の内容でした。晶にスポットが当たった次は玲実のようですね。また緊迫した展開で次回を見られるのは視聴者側としてはうれしいです。
■キャラクター
点数:4
ポイント:今回もとんでもない駅を回ったせいでキャラの掛け合い以上に世界観に圧倒されてしまった感が否めない。おかしくなってしまった晶の演技、動き、といった演出が素晴らしかった。
■演出(作画や音響等)
点数:5
ポイント:美術のレベルが高すぎる。終末トレインという世界観を残しつつ、各駅で全く違う味を提供していた。無論、作画も安定しているし音響関連もいい仕事をしている。
感想
2話続けての晶回。その結果、晶が再起不能になってしまう(笑)。4話も経つと世界観に圧倒されながらも各キャラに愛着が湧いてきました。
そして毎回強烈な引きを持って次回に持ち越してくれるので1週間が短く感じますね(だいぶ間が空いてしまったが。。。)。
ガリバー世界で捕まるという展開により先が読めない(もとより読めないが)ので次回が気になりすぎる。
以上。