【感想】響け!ユーフォニアム3 #01【あらたなユーフォニアム】 | じゅんぷーのブログ

じゅんぷーのブログ

ブログの説明を入力します。

▼本作の評価・感想・各話リンクは以下にまとめています。

 

 

目次
評価
感想
あらすじ
構成

 

  評価:14/15点

 *各5点満点で評価する

■脚本:4点

新入生、新入部員が入ってきて、全国大会金賞を目標とするまでの道筋がたっていた。

新入生が入るまでの準備や、久美子・麗奈の全国大会に向けての描写が描かれていた。

1話という短い時間の中で、これまでの恒例展開をまんべんなく詰め込んだ。

開幕挿入曲、階段での演奏、新入部員、多数決。

またこれらに加えて、新1年生が登場するまでに歓迎に向けての動きだしやくみれいの心理描写が描かれたり、今シーズンの鍵となる黒江真由も2つのタイミングで登場したりした。

ただ、詰め込み過ぎ感は否めず、パッと1話が全体を振り返ることが出来ない。

■キャラクター:5点

これまで出てきたキャラクターについては言うことなく、キャストさんの相性もばっちり。

キャラデザについても1年生の頃と比べると成長していることが一目瞭然。

低音パートに入った1年生ズの個性が強すぎて、久美子たちが薄くなるのではないかという不安はある。

黒江真由については意図して謎に包まれた雰囲気を作っていると思う。

■演出:5点

京アニ故コメントなし

細かいところまで丁寧に描かれているし、コンテのレベルがやはり高い。

音楽については作品特性故、こだわりを持って作られていることを感じられる。

いくつかの挿入歌も披露されたが雰囲気と、世界観を壊すことない選曲だった。

また、BGM・SEも文句なし。

 

  感想

久しぶり「響け!ユーフォニアム」!!!

数年ぶりの新シーズンでいろいろと難しいところだったと思いますが、完成度高いですね。1話だからだと思いますが、これまでの劇場作品を意識した作り方になっているように感じました。挿入歌スタートなんかは正にそうで、久美子が歩いているだけの描写なのに自然と涙が出てきてしまいました。ただね、とにかく詰め込み過ぎ感は否めなかったです。満足感はとんでもないものでしたが、どの順番で何が展開されたかがパッと出てこないんですよね。少し整理するべく、2話に持ち越してもいいような気はしました。まあ、切りどころはなかったので2期のように尺を伸ばすことで視聴者が追いやすくするぐらいでしょうか。OPEDについても触れなければね、、まだだった。1話の物量がものすごいからOPEDカットでしょうね。諸々考慮すると英断なんでしょう。

内容に一切触れてないですね(笑)伝統の多数決が全てです。新入生を歓迎するための描写も、くみれいの全国大会への会話の描写も今話に関しては多数決に向けた動作なんですよ。熱い思いを持った既存の生徒たちは不安なわけですよね。1年生がどうなるか次第で今後の部の方針が変わってしまうわけですから。結果的にストレートに方針は決まりましたが。1期のように物語が進む中でもう一回ぐらい触れてほしいなと思ってます。あ、ちなみにですが新入生の中ではサリーちゃん推しです。最後に楽しみなところを上げていきます。久美子・麗奈・秀一の掛け合い、奏無双、吹奏楽部のクラス、新入生が引き起こすトラブル、黒江真由。すべてが楽しみなのですが、この5点は今後の展開が本当に楽しみです。

クラスに関してはあまり大きくシナリオに影響はないと思いますが、、、(笑)そして今話の引きは早速黒江真由さんですね。アンサンブルコンテストの時に出てきた描写です。2人の初めてのエンカウントはどうなっちゃうのか!?

 

  あらすじ/スタッフ

春。“強豪”になった北宇治高校吹奏楽部にたくさんの入部希望者がやってくる。
総勢100人近くになった吹奏楽部だが、相変わらず低音パートは希望者が少ないようで新1年生は3人。
新たなスタートを切ることになった部長・久美子は、個性豊かな部員たちをまとめて、悲願の目標「全国大会金賞」を目指す。
高校3年生――久美子、最後の1年が始まる!

脚本:花田十輝

絵コンテ:小川太一

演出:小川太一

作画監督:髙橋真梨子

 

  構成

【起】久美子3年生になる

【承】新入部員歓迎に向けて

【転】新入部員の登場

【結】伝統の吹奏楽部の方針決め