何のために | 新谷隼平OFFICIAL BLOG

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青森県五所川原市出身 孤独を愛するうたうたい。



久しぶりのブログ更新です。
日々ライブ活動の中一人一人に本当に感謝をしていて、すごく今の心情をみなさんに伝えたくて書いています。

2月10日六本木morph-tokyoでのワンマンライブ「青い炎が揺れている」、今までで一番大きな会場で動員目標100人を掲げてこの日に向けてライブハウスやストリート、各地でうたっていました。
結果は実動員76人と100人には満たなかったのですが今までで一番たくさんの方に来ていただくことが出来ました。



昨年、10月30日四谷天窓.comfortでのつなぐうたツアーファイナルは40人も集めることが出来ず、きっと来てくれるだろうなって方々に見に来てもらうことが出来なくて、何がいけなかったんだろうって思い返すと、自分はアーティストなんだからこうじゃないといけないんだっていうプライドがたくさんありすぎたんじゃないのかなって思っています。
これはいらないんじゃないかなっていうプライドは捨てて2月10日に向けて走っていきました。
それでも100人動員にばかり目が行き過ぎていて、このときライブに行き辛かったという声もあとからきこえてきて、あれ?気が付いたら動員のためだけにうたってたのかな、そう気が付いて、2013年に路上ライブを始めたときに持っていた「うたの力で誰かを救いたい、世界を変えたい」という想いを忘れていたんです。
理想論かもしれないけど今の僕にはこの想いがとても眩しかった。
「新谷さんのうたは私の光です」そう言われたことに救われて「手紙」という曲が出来たこと。
このときの気持ち、忘れていました。



4月に青森でライブをしたとき市役所に行きました。
地元五所川原にあるオルテンシア大ホール(1000人キャパ)で無料フェスを開催するためです。
まだまだ形に出来るのは程遠いのですが確実に実現できることなんです。
明後日ライブをさせていただく五所川原の風芽さんのママが賛同してくれて、ママと話した内容が僕にとってとても大きなものとなりました。
僕がこのフェスを実現させることが出来れば五所川原でのこんなことにつながるんだっていうのがわかって、僕のうたでどんなことが出来るだろう、僕のうたでどんなふうに人を救えるだろうってそう考えていました。

それからは今あなたが何を想っているか、何で悩んでいるか、何を求めているか、それに向けて僕は何が出来るのか、どんなうたがうたえるのか、それを第一に考えました。
それで向かえた5月6日の全曲新曲ワンマン、5月7日の絶望フェスティバルは会場に目に見えない一体感を感じられたと思っています。



9月には2ndミニアルバムが全国リリース、9月16日には六本木morphでワンマンライブが決まっています。
まだまだ今の僕には出来ないことを出来るようにしたいし、今もまだやりきれない想いを抱えている誰かに一人でも多く出逢ってうたを届けるために僕は前へ進むけど、いつでもあなたの身近にいて、日常にいるってことは変わらないつもりです。

路上ライブもたくさんやっているしみなさんとの距離が近いからこそ、ファン同士のいざこざも絶えないけれど、アーティストとファンだけどその前に人であるから、僕は出来る限りあなたに寄り添ったうたをうたいたいし、あなたの不安を少しでも取り除きたい、あなたに応えたい、感謝を返したい。

これが今の僕が思っていること、大切にしたいこと。
文章にして伝えたくなりました。

いつもありがとう。
いつだってどこだって心は一緒です。






「何のために優しさがあって何が人間らしさなんだろう
失いかけた姿たちから訴えてくるものはなんだろう

道なき道はどんな道ですか 今歩くその道はどんな道ですか
生まれた意味のすべてがそこにあると君はここで笑う」