静岡産の芽キャベツのシーズンだと思うのですが、イオンや地元スーパーへ行っても一向に見かけません。

 

寒冷地の我が家でも一昨年から作り始めました。 昨年は早くからタネを播けたので株は大きくなりましたが、秋になっても気温が高くて結球が遅くなり(12℃以下が必要とのこと)、数は多くても小さな芽キャベツしか収穫出来ませんでした。

 

静岡でも暑さの影響で生産量が減少して北海道には回って来ないのかな~、とか思っているところです。

 

 

 

芽キャベツ株が厳冬にどうなるか1本だけ残してみました。 撮り忘れましたが厳寒の1月は、-15℃などいくら凍れても青っぽい葉のままでした。(採り残した芽もありますが、凍って解けての繰り返しなので秋以降の収穫はなしです)

 

1月後半から最高気温がプラスになり出したのが原因か枯葉色になり始めました。

 

十勝晴れの日差しも強くなり出して枯葉の度合いが進みます。

 

 

そんな中、20日は季節外れの高温と雨降りにより畑の地面の一部が露出しました。 たまたま、最後に芽キャベツ株をカットした上部を捨てた場所でしたので、うまい具合にそれが出て来てくれました。

積雪地域の雪下キャベツに似て、まだ秋の状態の青いままでいました。

 

 

改めて「キャベツ」を調べてみると、もともとは西欧原産ヤセイカンラン(野生甘藍)の改良種とのことで、その変種に本種やケール・ブロッコリーなどの野菜類がある様です。

 

暖地の冬花壇の葉ボタンもこの変種に入りますから寒さに強いのは当たり前です。 また、夏場に芽キャベツの下葉掻き後に干しても殆んど枯れませんでした。 ブドウの葉などはすぐ枯れますが、この種の葉は枯れにくい構造をしているのでしょう。

 

 

 

追記 : 2024年2月28日

33cmの大雪が降った翌日の、芽キャベツ株と快晴の青空です。

 

 

追記②:2024年3月30日

今年の雪解けは遅かったのですがその頃の写真です。 先端の枯葉の中には青い芽キャベツが残っていました。