’18年に音更川十勝新橋のたもとで発見したケショウヤナギの実生。 2年間育った後の状態を一度記事にしましたがその後はご無沙汰となりました。 今回は、6年間育った後の姿を撮りに行きました。
先ず、2年後だった時の写真から一枚。
洪水後は放置されたままの場所なので、夏はブッシュでなかなか近寄れないですから、行き易いのは雪で押し潰された年前か年明けの時期になります。
上の写真と同じ場所を写したものです。 ずっと奥に見える堤防の高さと比べると、大きく成長したことが分かります。
実は、帰りがけに最終的に撮ったのがこの塊りであり、変わった姿になっていて最初は気が付きませんでした。
初めに気が付いたのは、右横にあったもう一つの塊りの木の方でした。
こちらの方が、日当たりのせいか若干高く育っていました。 手前の1本が小さめで樹皮も白肌で分かり易かったのです。
どの木においても基部の方の樹皮は、縦の割れ目ができてパサパサした剥がれやすい様子になってきています。 以前にも書きましたが、樹皮全体が白肌でいるのは稚木の若い時期だけなのだと思います。
先端の新枝部分は特徴となる紅色が目立ち、幹が白肌のものも見られます。
周りの、エゾノキヌヤナギなどの成長も早いのですが、ケショヤナギもそれに負けじと早くに成長することが分かりました。