今年のスポーツの日はカラッとした晴天で、いつもの土手を散歩しました。 少し奥の市営集合住宅の裏まで進んでみると、法面で薮を作って道の方まで長い枝を這わせている植物がありました。

 

 

花や全体の特徴を調べてみて、本来北海道には自生していないクコ(枸杞)と分かりました。おそらく事情があって土手に植え直したものではないでしょうか。

周囲の野草の成長具合を見て、一度は草刈りされたもののそれから逃れた部分や残った部分から伸びた出た薮だと思います。

 

蕾と花、それと小さな果実が付いていますが、この日の帯広は最低気温3.3℃で初霜・初氷が観察されました。ですから、このあと赤い実まで生育する可能性はまずありません。

 

株は既に幾つかに分かれていたので何年か経ったものでしょうが、どの株においても赤い実はありませんでした。

 

子供のころ(1960年代)、旭川の家で祖父が故郷の香川県から苗を取り寄せ植えていたのを覚えていますが、赤い実を付けていたような気もするのです。

草刈りもなく日当たりで早くに花を咲かせれば赤い実を付けるのかも知れません。