’22年11月に竣工した十勝農協連ビルの中庭を、雪上散歩していた時に見つけたナツツバキの果実の殻(果殻:かかく)です。

 

 

5枚の萼片と果実が5裂した殻のまま残っています。 1つの裂けめに1~2個の種子が入っていますが、平らな種子が残っているものもありました。 

 

冬芽が細長く樹皮が滑らかであり設置者も農協連なので、当地にはめったにないブナの木かとも思いましたが、果殻の形が違っていました。

こちらではナツツバキも自生のものはなく、植栽ばかりですが時々見かけることはあります。

 

 

 

さて農協連ビルの方ですが、1年3ヶ月かかってようやく完成しました。

前側に競馬場を突っ切る主要な新道路があってその西側に建設されました。 遠くに同じグループの新厚生病院、地権者の帯広競馬場、そして新十勝農協連ビルと並んで、JA関係の三者勢揃いです。

 

市の中心部にあったマッチ箱のような旧ビルよりも、前後に立体的な5階建てビルで、競馬場の余地をゆったりと使っています。 右下の黒い平屋の食堂「れんが」までが境界で周りに駐車場があります。

日当たりの関係か、左側と奥側に窓が並び正面は壁ばかりという変わった風貌です。