近くのカシワ林の林縁で見つけました。 図鑑とネットで調べ、カヤツリグサ科スゲ属のヒカゲスゲ(日陰菅)と分かりました。 今年の十勝は記録的な暖かさで、サクラで言えば丁度終わった時期になります。
新芽から花茎がいくつも伸び出しています。 周りには昨年伸びた葉が枯れて残ってますから、夏場はこの株立ちも茂ったように見えるのでしょう。
枯れ葉がもっと長く伸びた個体もありました。
雄性の頂小穂を意識して撮ったものです。 葯が見える花茎が少なかったのですが、時期が違えば逆に多いのかも知れません。
今度は、数個ついている雌性の側小穂を撮ったものです。
ヒカゲスゲと言いながらも林縁の少し日当たりの良い少し乾いた所に生育するそうで、カシワ林西側出口斜面の午後の日が注ぐ場所に多く、その様子を撮ってみました。
いくつか見える株立ちしたものがそれです。(葉が太めの1本立ちスゲは違います)
林内にも少数ありましたが小さいものでした。
中にある細い道のすぐ横にあった小さな株立ちです。
追記 : 2022年9月18日
秋場の状態で、場所は西側出口斜面のところです。
葉は随分長くなっています。