先回、川から採取してきたシンワスレナグサの走出枝についてです。 その記事では、最後に鉢植えにしましたがまずその写真をもう一度。

この状態で、暖房の入った居間の窓際に置いておきました。

 

 

以下、日にちが変わっていきます。

 

 

そして、

手前の長い走出枝のものが最も大きく育っていて、互生の葉の基部からはそれぞれ腋芽が伸びています。 下の方の葉は根元は細くなっていますから「柄がある」といえば柄なのでしょう。 上の方の葉は楕円形で根元は茎を抱いています。

また、この時期には枝の先端に蕾が出来てきています。

 

丸まった蕾群の中、左下部に小さな葉が挟まっていますが、そこが節となって花序も将来枝分かれすることになります。

 

茎が太くなって稜角が見られるようになりました。

 

蕾が大きくなりました。 萼は倒円錐形で裂片は正三角形で筒部より短く、全体に平伏した短毛を持っています。

 

最初の花が咲きました。 花茎は約9mmでしょうか。 花序の基部の花なので少し大きめなのでしょう。 また、定規を透き通って葉の表裏が見えますが、どちらにも微細な毛がまばらにあります。

 

 

以上、サイト「シンワスレナグサ/国立環境研究所 侵入生物DB」の解説に沿って検証しましたが、シンワスレナグサに間違いないことが分かりました。 

 

 

 参考までに園芸種ワスレナグサの過去記事は こちら です。

 

 

 

☜ 次回記事もシンワスレナグサ関連です。