バロック様式における練習方法の例を見ていきます・
下記の
PDCA cycleサイクルを使ってやっていきます。
P=Plan
・どの楽曲を選んでいきましょうか?
例えば、バッハなら
・平均律 ・・・プレリュード
フーガ があります。
・イギリス組曲、フランス組曲
・イタリアンコンチェルト
・パルティータ
・トッカータ
etc.......上げればキリがありません。
その中のどれをとってもまずやることは、
その曲は、
例えば、フーガなら「フーガの形式」を理解し
音楽の3要素である、
・リズム・和声・旋律を読み解き
それから指使いに入るのですが、
フーガは特に2声3、4、5・・と声部が多様に出てくるため、
それぞれまずは1声づつの把握が大きな課題となってきます。
ここで注意が必要なのは、この段階で両手で弾き切ろうと
しないことです。まずは、一つづつ!!!
D=Do
・この行うこと=ピアノでは「弾く」にあたりますが、
フーガを例にとると
必ず1声づつまずは横の「旋律=メロディー」を見て、聞いて(弾きながら)確認することが
最大のポイントです。
何故なら、ほとんどの人は両手で弾くことに気を取られ、全く横のメロディーラインを考えず、
無視してひたすら両手で音の打鍵と羅列を何も考えずに「音」だけを追って弾こうとするからです。
C=Check
・このチェックでは、すべての声部を把握し理解できているのか
自分の手(指)、耳、目で楽譜を追う
という確認作業が大切です。
A=Action
・ここでのActionは改善です。
ピアノ練習において、常に「改善」する事は大切です。
ある程度音の配列が、
目(楽譜を見る)耳=弾いた音が楽譜と一致しておりその様式から外れていないか?
手=指はその音楽の成り立ちから離れていないか=きちんと旋律は繋がっているのか
リズム通りに指は把握できているのか
どんな行為を指先はしているのか?
ここまで、実はまだ1声での練習しかしていません。
次は、2声、3声・・・と全て1声づつ把握できたら
声部を増やしながら、最後に両手で各声部がそれぞれ独立して聞こえ
音楽が全体としてまとまりを成し旋律と和声が合体し、その指定されたリズムにのっているのか?!
何度もこのサイクルを繰り返し行っていくのです。
PDCA cycle
は、常にこれを循環させて行うことに大きな意義があります!
どんなことにでも応用できるシステムなのです。
元々はビジネスなどに使われているのですが、
ピアノ練習に当て嵌めても納得のいくサイクルでもあるのです。
......................
大きな流れでのPDCA cycle練習法でしたが
次回は古典派の音楽を取り上げて行ってみたいと思います。
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