ジューくんが旅立ってから二日後の2月14日、
その日はバレンタインデーでした。
ジューくんが火葬されるその日の早朝、この時期にしては珍しい
くらい暖かく、お空を見上げると、雲ひとつない快晴でした。
日本では同じ頃、たくさんの方がこちらのお空と繫がっている
同じお空を見上げてくださり、ジューくんはみなさまに温かく
見守られながら、とてもとてもぽかぽかした気持ちでお空へ
のぼって行くことができました![]()
本当に本当にありがとうございました!!
ってジューくんが言ってます![]()
パパに、「あの時病院に連れて行ったから死期を早めてしまったのかなぁ?」
と言うと、「関係ないよ。。それが引き金になったのかもしれないけれど、
あの状態だと変わっても1、2時間だよ。。病院へ着くまで持ったこと自体
奇跡なことだったけれど、きっとジューくんは病院に到着するまで待っていて
くれたんだよ。。」と言ってました。
パパの私に対する優しさだね。。![]()
そして、「病院でよかったんだよ。ジューくんの心臓が完全に止まったことを
目の前でDr.カーモディーの口から聞けたから受け入れられたってのもある。」と。。
これがもしおうちだったら、みけるの時みたいに、もう心臓が止まっているのに
「今から病院へ行こう!」だの、亡くなってから一日経っているのに火葬業者の
人に「本当に亡くなっているか確認して!」とか私がわけのわからないことを
言っていただろう。。って。。
確かに、あの時病院へ行ったことで、ジューくんの鼓動の状態をリアルタイムで
知ることができ、Dr.カーモディーが最後の言葉を言うタイミングを伝えて
くださったから、ちゃんとジューくんに伝えたいことを全部言うことができた。
あれがもしもおうちだったら、私の場合、ただただパニくって、
ジューくんをも不安にさせたまま、お互いわけのわからないうちに
お別れすることになっていたのかもしれません。。
Dr.カーモディーには本当に感謝です!ジューくんが寝たきりになって以来、
穏やかな形でジューくんの命が終わりに近づいていくように導いてくださり、
どれかひとつでも急激に悪化するとジューくんが苦しい思いをするハメに
なるからと、全ての臓器が同時にゆっくりと機能を終えていくように良い
方法を考えてくださいました。なるべく臓器に負担をかけないように、と、
お薬の種類も量も最小限のものでした。
おかげでジューくんはどこかの臓器が急激に悪くなるということなく、
唯一抱えていた慢性腎不全もそこまで悪化するに至らず、末期になる前に
寿命がやってきた形となり、これが "ホスピス" ってやつなんだなぁ〜。。
と実感させられました。
そして最期の日も、もう何もできなくてもジューくんを連れてきた私たちを
決して追い返すことなく最後の最後まで一緒にいてくださり、ジューくんの
状況を伝え続け、ジューくんが旅立った後もハグやメールやお手紙で私たちの
心のサポートまでしてくださった。
Dr.カラ•カーモディー、私たちはあなたのことを一生忘れない!!
このDr.カーモディーのおかげで、本当にうらやましいくらい理想的な
形で旅立っていったジューくん。ママはまだまだ涙が出るけれど、
ホッとした気分でもあります![]()
ただ不思議なことに、あれ以来あまりおなかがすかないのです。。
これは痩せられるいい機会なのかも![]()
今、Dr.カーモディーだけでなく、最後までジューくんを応援してくださり、
お顔も見たことがない上、遥か遠いところに住んでいる私たち家族を
いつも支えてくださったみなさまにも、本当に涙が出るくらいの感謝の
気持ちでいっぱいです![]()
悲しさ、寂しさ、懐かしさ、感謝、と、いろんな気持ちが重なり合い、
まだまだ涙を流す日々が続いておりますが、以前と比べると比較的
心が落ち着いてきています。
実は、あの日から何も食べずに泣いてばかりいる私を見かねて、
「早くブログに全部書けば?書けば少しは楽になるんじゃない?」
と言ってくれたのはパパでした。
結果、思いっきり泣きながらこうして全てを書き終えることにより、
随分と心が落ち着いたのは確かです。パパにも感謝の気持ちでいっぱいです!
長に長い長文にもかかわらず、最後までお読みいただき、
本当にありがとうございました!こうしてブログを通じて
お知り合いになれたみなさまのおかげで、今とても温かい
気持ちでいられています。
ジューくん共々、心から感謝しています!
本当に本当にありがとうございました!!
これで、2016年から書き続けてきたジューくんの介護録はおしまいです。
これまで、いっぱいいっぱい頑張ってきたジューくんを本当に誇りに思います。
そんなジューくんの姿を、毎日毎日、日課のようにお写真に撮り続けて
きたけれど、もうそうすることもなくなってしまったことがとても悲しく、
みなさまにもこれからのジューくんの姿をもうお見せすることができませんが、
今までずっとジューくんを見守ってくださったこと、本当に感謝しています!
最後に、私からひとつだけお願いがあります。
どうか、ジューくんのことを忘れないでいてあげてください!
ジューくんという子がこの世に存在したということを、心の
どこか片隅にだけでもいいので置いてくだされば幸いです。。
ジューくん、ママはあなたのこと、これからもずっと愛してる!
ずっとずっと。。。![]()


