来月は、父親の命日。
と、言っても、亡くなって43年も経ちますから。
自分の人生に「父親」って、むかーし、「居たな」くらいの存在。
若くして亡くなると、美談になりますが(42歳で死去)
本当は、飲んだくれのDV最悪オヤジでした。
酒が入らないと、借りてきた猫みたいに大人しいのに、酔うと手に負えない。
くだを巻き、母にDVする。
だから、家出も何回もした。
けど、すぐ見つかっちゃって自宅に戻ったり。
(だから、小学生だけど通学するのにフツーにバス乗ってた。)
貧乏で、アパート代も払えないから、おばあちゃん家に身を寄せたりした。
本当にド貧乏。
貧乏すぎて、欲しいモノはほとんど買って貰えなかった。
中学生の時、同級生は冬コートを着てるのに、買えずにすご〜く惨めだった。
思春期なのに!!!!
だから、今でも新しい洋服や欲しいと思った靴などの執着が強いんだと思う。絶対手に入れたくなる。
あんなクソオヤジ、死ねばいいのに。と、日々常に思ってた。
でも、まさか、雨のあの日、交通事故でほぼ即死するなんて、夢にも思わなかった。
「悲しい」かもしれないけど、半分はあんなクソオヤジが死んで当然だ!と言う思いのほうが強くあった。
同級生はそんなこと、何も知らないから。
「可哀想」と口々に言い、私の代わりに泣いてくれた。
優しい同級生を見てると、
「みんな、ふつうに幸せな家庭なんだな」と
自分の不幸せを恨んだ。
父が亡くなる前から、仕事人間の母は私と弟の事など、ほったらかし。
思春期になった私は、身体の変化など、色々気にかけて欲しいのに、雑な扱いだった。
信じられないほど。
天パーを悩んでるのに、常にショートスタイル。
何も相談に乗ってもらなえない。
だから、今でもストレートヘアに憧れる。
完全に諦めましたが。
こんな家、居たくない。
高校を卒業、就職、一回り歳上の経済的に安定し、酒を飲まない夫と結婚し家を出た。
過去を知らない人からすると、
私は、
家もあり、息子2人いて、次男は結婚、お嫁さんがいて。
姑の面倒をみつつ、パートもして、プライベートも充実していて、苦労なぞ知らず、編み物を優雅にしながら、のほほーんとして見えてるんだろな。
実際、叔母にそう言われました。
何も知らないくせに。(笑)
父親にDVされたことある?
キツイよ。
だから、自分は。
夫を尻に敷き、今に至る(笑)←w