まだ独立開業５年目の、駆け出しのわたし。
大ベテランの研修講師の友人のみなさんは、
２週間連続登壇とか、２０日連続出張とか、平気でこなす。
でも、わたしは、月曜日からの研修出張３日間でも消耗する。
体力はそうでもないんだけど、気力っていうかなんかもう根こそぎになる。
自分で選んでやっているのに研修のお仕事は
ものすごく楽しくてわくわくしてやらずにいられない！
…みたいなことはまったくなくて、いつもへとへとです
いやもう、なんでやってるんだろうと思うこともあり
ゆううつだなあとか、苦しいと思うことさえある。
なのに、なぜやってるんだ（笑）
月曜日は５０代後半の管理職のオジサマばかりで、日頃縁のない「超堅い」組織の方で
そこに２時間しかないのに「キャリア×マネジメント」って広いテーマで
まあ結局２時間でも７時間でも、初物は準備でたいへんで
さらに、相手が見えないので脳内にいろんな最悪の想定が渦巻いてて
それでもう、やるまえから頭疲れ果てる（笑）
（想定がひどすぎて、だいてい想定よりだいぶ上手くいくｗ）
月曜は、終了後の軽い懇親会の場で、話聞いててそこそこ手ごたえあってほっとした。
火水はお邪魔して３年目の組織だけれど、今年はフルサイズの研修
４年目の若手に向けたキャリアデザイン研修でしたが
職種の幅がずいぶん広くてバラバラなので、このメンバーが同じ目線で
どの程度対話を深められるんだろうか、とやはり脳内が事前に忙しく（笑）
でも、まあ、こちらも初日の夜に一部の方と懇親会で会えてイイ感想聞けたのと
今日の終わりにも、とてもまっすぐなイイ感想を聞かせてもらえたのと
両方で、なんとなく手ごたえは感じられてて、今のところほっ
毎回いうけど、ほんと、研修は「生もの」なので、傍目には同じように見えても毎回違う
終わったらもれなく、抜け殻です。はい。
集中して、観察して、突込み入れて、
一人一人がほんとに「何か一つでも持ち帰れるように」
全力なので（当たり前ですね）、脱力だよね、そりゃ。未熟ものなんで
その疲れを吹き飛ばしてくれるのは、先方の担当者さんからのフィードバックだったり
参加者の表情の変化だったり、「きてよかった」の声だったり。
スタートしたときに堅い警戒した顔から、一日の最後の柔らかくて開いた表情への変化だったり。
この仕事を好きかといわれると、悩むんだけど（笑）
でも、その一瞬の手ごたえのために、またやってしまうんだよなあ。
ドＭって言われたら、もう、そこ否定できないわ（爆）
週末の京都で少し英気を養おう（仕事だけど・笑）
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