さて、お金。

どうしたら足りないと思わなくなりますか?

自分は豊かだと思えるようになりますか?

近頃よく聞かれます。



もう豊かで、足りてる

から、

もっとお金がやってきてもいい。

なぜなら、

わたしだから。

ってことなんですけどね



お金ってホントに正直だから、

なぁおい、おまえホントに豊かなの?

って、何度も僕に確かめてくる。

口先だけで言ってるとすぐにバレる(笑)



だから、何度でも確かめる。

ただそこにある愛と豊かさを

受け取ろうとするだけでいいことを。



僕の中でひとつ大きく変わったのが、

「お父さんみたいになってもいい」

と言えるようになったこと。



僕の、お父さん…

正義感が強くて厳しくて

怒りっぽくて

怒ったら直接言わずに

母を経由して伝えてきて

テレビでアニメを見てたら

だまって野球中継に変えて

普段ムスッとしてるのに

職場の人を家に連れてきたらウルサくて

子どものことなんて

これっぽっちも考えないお父さん。

家でもしょっちゅう仕事して

かまってくれないお父さん。



そんな男に、父親にだけはなりたくなかった。

自分が子どもを生んだくせに!

しっかり面倒見てくれよ!

子どもの頃から、ずっと、ずーっと

そう思ってました。



だから、

お父さんみたいになる、ってことは

ずっと、ずーっと、

絶対に避けるべきことでした。

僕みたいなさみしい子どもを

これ以上作ってはならない。

子どもの頃に固く握り締めた、

こんな父親は許されない

という思いに、ガンジガラメになってた。



けれど、

見えないけど愛はある

それに気づくための長い旅をしてきたんだ

と思い続けて、人にそう伝えて続けていたら

気づいてしまったのです。



お父さんは正義感が強いから、

その仕事に就いた。

子どもに一人前に育ってほしいから、

厳しくした。

繊細な僕のために、

直接言わずに母を通して話した。

頑張って仕事してきたら、

ビール飲んで野球くらい見たい。

ストレスがたまったら、ムスッともする。

職場の人間関係をよくするために、

家に連れてきてコミュニケーションをとった。

終わらない仕事は、

家に持ち帰ってでもこなした。

そうやって、お母さん、僕、弟、妹の

五人家族を養ってきた。

確かに子どもの僕はとてつもない

愛情への飢えを感じていた、けれど

何より家族を大事にしてきた人でした。

背中で語る人でした。



あれだけ母のおいしい手料理を

いつでもおなかいっぱい食べさせてもらって

快適な一軒家に住まわせてもらって

兄弟3人が学校へ行かせてもらった

旅行にも連れていってもらった

今も実家に世話になってる

それがどんなにスゴいことか。



仕事だけ頑張りやがって

家族をほっときやがって

自分だけやりたいようにやりやがって

おかげでこっちが

機嫌をうかがってビクビクさせられたわ

そんな男になんか絶対になるもんか!

そう言ってスネて、

お父さんが背中で

無限の底なしに伝えていた愛情を

見ないでいたのは、

僕でした。



どれだけの愛とお金を

お父さんは僕に与えてくれたのだろう。



で、お父さんがそうやって

家族にさみしい思いをさせながら

いつも仕事をしてた(と思い込んでた)ので

自分と家族を犠牲にしてまで稼いでも、

家には愛に飢えた子どもがいる。

という前提が僕にはありました。

そんなにしてまで稼いでも、

お金に関することを含めいろいろと

ガマンし続けた子ども(僕)が

愛がほしい!お金がほしい!

と叫び続けてる。



その子を抱きしめてあげて、

大丈夫だよと言ってあげて、

実は愛もお金もあったんだよと言ってあげて、

「そうだったんだ…」ってわかってもらうまで

だいーぶ時間がかかりました。



20代の後半、結構稼いだ時期がありました。

よっしゃ、親父を越えて、

お金も愛もたっぷりな男に☆

そう思ってたハズなのに、

すべてを手放すハメになりました。



だってそのまま行ったら、

あのお父さんみたいになってしまう、

だったんでしょう。

僕はほとんど家にいなかったし、

帰ったらビール飲んでサッカー見ないと

気が済まなかったし、

不機嫌な自分を知ってたし、

職場の人たちを連れてきてワイワイやったし、

仕事は最高に幸せだったけど、

子どもが生まれたら

幸せだと言ってもらうのはムリだろうな

そう思ってました。



僕と同じような孤独を抱えた子どもが

泣いているのが見える気がしました。

それは泣いている僕自身でした。



なんてことでしょう…



仕事に没頭するとまわりが見えなくなって

時間がわからなくなって

誰かがイライラするかもしれない

まるでお父さんそのもの…

そんな僕でもいいんだ

不器用でも

やりたいようにやっていいんだ

感情を伝えられなくても

抑えなくていいんだ

父は背中でそう語ってくれていたのです。



いいんだ…

そんな自分でもいいんだ…

お父さんみたいになっちゃっても

いいんだ…



反面教師がすることは

絶対にやってはいけない

そう思っていたのに、

いや反面教師ちゃうで、それー

偉大なる先輩やでー

と知ってしまったら、

自分の軸がドーン!と父よりになっても大丈夫

どころか、

そうなってみたいとさえ思えてきて笑えました

なりませんけどね(笑)



すると、

僕はどんどん自由になって

好きなように生きていいことになった



仕事に没頭してもいいし

まわりの人を大事にするだけに

時間を使ってもいい

その時やりたいことをすればいい



してはいけないことが何にもないから

お金が入ってきて困ることはないわけです



すると、欲しいものが変わりました。

安心やよく見せるために

お金を使う気がなくなり、

自分を喜ばすために

人を喜ばしてそれを喜ぶために(結局自分)

お金を使いたいと思うようになったのです。



そしたら本当に欲しいものが出てきて

お金が入ってくるようになりました。

それに使ったら、また喜びが回るなー

そんなものばかり。



最近

腕時計がどっかへ行ってしまって、

欲しい時計が出てきてしまいました(笑)

あと、そろそろ実家出ます。

有料のご相談、お待ちしてます(笑)






心屋認定心理カウンセラー
猪狩純一(ガリさん)





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