八時になるとまた課金されちゃうから慌てて清算する。
黄色のロック板がうぃーーんと下がって今日がまた始まる。
仙台の車屋さん。ピースモータースのナルミさんとこに種子島で使う車の事で相談に行く。
諸々と手厚くご手配頂いてあざっす!!
そこに石巻のタカノ監督登場。
蒲鉾って僕大好き。流れるレーンに乗って焼きたての笹かまが試食出来る。魚の口から出て来るし素敵です。
青谷明日香さんの歌う「異端児の城」を思い出しました。
とぅーるる 興味がない かまぼこ板しか興味がない♩
これも良き歌です。
僕、蒲鉾好きだけど、カヤ蒲鉾苦手なんだった、、。
どうりであんまりテンション上がってない。。。悪いね。
タカノ監督と鐘崎でお昼を食べた後、出発。
併設の七夕館に行ってお願い事を短冊に書き込む。
いいアルバムが出来ますように、、。
出発。
天気が良いから松島の方から行こう!と監督。
車の後ろについて走る。
日本三景とあって平日でも人が多い。
キラキラと乱反射する海に松林を有した大小の島が無数に浮かぶ。
稀有な風景だ。
町の中心地を離れて奥松島に立ち寄るという。
ここで今晩のおかずの牡蠣を仕入れるとのことでした。
そうだ!!
今この界隈は牡蠣の最盛期だ!
牡蠣ブリンブリンじゃんよ!!是非食べたい。そして日本酒呑みたい。
なかなかこんな環境無いと思います。お疲れっした!
そして、訪れたのは奥松島の奥松島牡蠣養殖場。
タカノ監督の後輩にあたるコウヤ君がご当主。
養殖場から引き揚げて来た牡蠣が大きさ別に分けられて水桶に満杯。
すげぇぜ!
加工場を見学させて頂く。
普段は平均年齢70歳の熟練の職人さん達が只管牡蠣剥きなさっているとの事。
見学の後は軽く牡蠣食べましょう!と誘って頂く。やったぜ!
。。。軽い量じゃない。。最高です。
牡蠣になりそうです。
オイ◯ターバーとかで食べたら何万円しちゃうんだろう、、。
ご馳走様でした。
この様に有難い贈り物を海はくれる。
だけどあの日この同じ海が牙を向いた事も絶対忘れてはいけない。
この辺りも津波の被害が甚大だった。海水を飲んで立ち枯れた木々がまだそこにある。
重機がひっきりなしに整地作業をしている。
あの奥に見える松島の美しい夕陽の風景も島が崩落して景観が少し変わった、津波って海水の色じゃなくて泥水みたいな色っすよ。と教えて下さった。
まだまだ忘れちゃいけないんだ。
集落の慰霊碑に手を合わせる。
刻まれた名前の下には当時の年齢も。
カヤとウタマルと変わらない年の子供達。
胸が締め付けられる。
ご冥福をお祈りする。
その後は石ノ森章太郎漫画館の前のSoul to Soulへ。
津波の時に漁船が突っ込んだりして大変だったライブハウス。
こちらも被害甚大の為もう間も無く取り壊されてしまう。
惜別の念を持った方々が夜な夜な集っている。
今日もオーナーのワダ氏を囲んで酒飲み会。
消沈していらっしゃるのかな?と思っていたが、全然違いました。。。
大変明るい。
石巻弁全開で僕らを笑わして下さる。
フミトさんのドーベルマン。
普通の散歩では物たりねぇべなぁ?と自転車に工夫をして散歩させる技を考案。
全力疾走のドーベル。
何が悪かったのか?何かの拍子に電柱に激突。
フミトさんの悶絶。
その横を自由を手に入れたドーベルが駆け抜けて行く。
通勤の自転車を追いかけ回し人々は阿鼻叫喚の声を上げる。
最後はゴミ収集車を追っかけて遠くまで。。。
笑過ぎて、顎が壊れるところでした。。
まあ、石巻の先輩たち。強烈な人達だ。
ここでは書けないパワフルな事件の話が満載であった。
この人達なら大丈夫だなぁと思いました。
北の心の強い友人達に乾杯!
追伸
タカノ監督!