足掻いても上手く行かなそうなので一旦一息入れる。
作業はせずに休みにする。
快晴の駒沢公園に赴く我々。
園内の競技場では中学生くらいだろうか？若い選手達の競技大会で賑わっていた。
超文系の僕には縁が無かったので分からないのだが平日のこの時間にこの選手達は学校の授業はどうしているのだろう？と素朴な疑問が湧いた。
園内には自転車の練習場なんかもありカヤ大興奮。
覚えたての自転車に乗って力強くペダルを踏むカヤの成長が嬉しい。
(補助輪無しです。)
家族皆で乗れる自転車に少し恥ずかしかったが乗り込み風になる。
「トウカエデ」が満々と種を腹に抱えている。
このトウカエデの種は飛翔種なのだがそれをスカート一杯に拾い集めて橋脚の上から投げ落とす遊びに興じる。
このトウカエデの種は飛翔種なのだがそれをスカート一杯に拾い集めて橋脚の上から投げ落とす遊びに興じる。
くるくると回りながら風を受けて飛んで行く種。
秋晴れの中を家族と過ごす時間が何とも有難かった。
当初は九月中にほぼほぼ録り物は終える予定だったがもう物理的に無理、、、。
焦るけどぐっと堪えて落ち着いて。
夕方に歩さんは友人の苦虫ツヨシ画伯の家にウタマルと出掛けて行った。僕はカヤとテレビなど見て過ごす。
いつの間にか寝てしまった僕にブランケットが掛けられている。
お父さん寒いだろうなぁと、カヤが掛けてくれたのだと聞く。
心も体も大きくなりました。
夕飯はハンバーグでした。
こちらもカヤが捏ねたとの事。ご馳走様。
お風呂に入って眠る。
兼ねてから顔を出さなきゃなと懸念していた、東京の飲み仲間のお店にこの機を逃したら行けないなぁと赴く。
渋谷まで自転車で。
後ろに着いた子供椅子。
昔これでみつばち保育園に送り迎えしたなぁと当時を思い返す。
もう乗れないけど何と無くそのまま付けてある。
それで、夜の明治通りを大爆走。
先ずはスパイクさんの居るCozmo's Cafeに。
お元気そうです。
近況などお話しくださる。
あのお店は締めるんだって、あのバンドも活動休止だし。。
少し寂しい話が多かったか？
しかし、それも時流というものだ。
明日は古巣のイベント「アコギな夜」があるのだけど出ない？とお誘いを受ける。
明日は深夜からレコーディングの予定。
久し振りの友人達に会いたいと急遽の出演をお願いして帰路へ。
向かいたいところだがもう一軒。
古い友人のキモトさんが独立なさって渋谷にお店を開いたというのでそこへ。
閉店するところ開店するところ。
目まぐるしく変化していく東京らしい一面を垣間見た。
ファイヤー通り沿いのビルの地下がお店。まだ開店して間も無いが、ご店主のキモトさん色が十分に感じられる。
おめでとうと乾杯。
月をお供に今度こそ帰路に着く。
山や海に居る時は、さして感ずる事は少ないが街に来ると思う事がいつも溢れ出る。
自然に抱かれていれば心が充足するので柔らかい言葉が紡がれて行く。
逆に街に下るとメッセージが拾える。
山や海に落ちてなくて、あれだけ欲しいと思っていたメッセージが拾えるのだ。
僕にとって街は言葉の大鉱脈。
山、海。そして街にも同じ様に出掛けた方が良いなぁ何て事を考えながら帰りました。