こんにちは!
kiinaco*キナコです!
今日はちょっと小難しいハナシですが、
古典占星術と
モダン(現代)占星術の
捉え方の違いについてを、、、、
軽く
まず大きく違うのは、
モダン占星術の出生図では、
一つのチャート、丸ごとが
その人を表す、と捉えます
例えば、
1ハウスなら自分の見た目、キャラ、
2ハウスなら自分の才能や持ち物、
3ハウスなら自分の勉強やコミュニケーション、移動、
4ハウスなら自分の家や家族、
5ハウスなら自分の楽しみ、子供関係など
6ハウスなら自分の労働や健康に関すること、、、
と、こんな具合に、
自分の〇〇や、
自分の〇〇の方法と、
すべて自分自身に内在しているものを
表している、と考えます。
一方の古典占星術では、
「自分自身」を表すのは1ハウスのみ。
2ハウスは、
「自分を支えてくれる人、物理的に自分を支えるもの」、
3ハウスは、
「自分の近くにいる人、親戚、兄弟姉妹、近所の人」
4ハウスは、
「自分の家族、祖先、血筋など」
5ハウスは、
「自分の子供」
6ハウスは、
「自分が使役するもの」
などなど。
これがどう違うのかと言うと、
例えば6ハウスで見た場合、
ここに「病気が表示される天体」が
入室してきた場合、
モダン占星術だと、
「あなたの健康に気をつけてね」
になるのですが、
古典の場合は、
「あなたが使役しているもの(例えば使用人や家畜など)が病気になるかもしれないよ」
になります
5ハウスに金星などが入ってきた場合、
モダン占星術だと、
「あなたが子供に関わると良いことがあるかもよ」
ですが、
古典だと、
「あなたの子供に良いことがありそうだよ」
になります。
古典の場合、
「自分自身の身に何かが降りかかる」
というのは、1ハウスのみ。
まあそうは言っても、
自分の子供や家族、パートナーなどに
何かがあったら、
自分の身に降りかかっているのと
同じですが
また、
天体の捉え方も面白くて、
例えば、
モダンだと
天秤座の火星は、
「自己主張や戦い方にスマートさがある火星」
とか
「理論的に公平さを主張する火星」
などと解釈されるかもしれません
一方で、古典の場合、
天体というのは、
その性質はサインによって変わるものではない
と解釈します。
ですから、
「優しげな火星」とか、
「優柔不断な火星」とかは無いんですよね
火星というのは、どんな火星でも
マッチョでムキムキなんですww
ですが、
あるサイン(星座)に入った時、
そのサインの世界が、
火星にとっては全く合わない世界だった、、
となると、
火星の良さである
マッチョでムキムキが全く発揮出来ない
ということになるのです。
それが「ディグニティ」と呼ばれるものです。
その天体の性質と
マッチするサインにいるのかどうか。
例えばさっきの、
天秤座に火星があった場合、
ちょっと専門用語になりますが、
ディグニティとしては「ディトリメント」
という状態になり、
一番力を発揮出来ない状態となります
この場合、
どういう捉え方になるのかと言うと、
古典の教科書に面白い例えがありました
「天秤サインに置かれた火星は、
シルベスタ・スタローンがメリー・ポピンズの主役に抜擢されたようなもの」
なるほどww
これでは、なかなかこの火星は、
力を発揮出来ないかもしれませんよね
魚座の水星に関しても、
魚座というのは、ウェットの中でも
最もウェットな世界なので、
ここに水星が置かれてしまうと、
「水の上に字を書いているようなもの」
とありました
このように、
古典占星術では、
天体はあくまでも、
同じ性質で同じ働きをすると捉えます。
そして、
その天体があるサインやハウス、
他天体とのアスペクトなどで、
どのくらい力が発揮出来て、
どのくらい力が発揮出来ないのか、
これを図る方法が「ディグニティ」と
いうものです。
古典占星術でのサインの読み方は
ほぼこれ
古典とモダンとは
全くアプローチが違うのですね
もちろん、
どっちが良くて、どっちが悪いは
ありませんよ
神社系星読みカウンセラー
kiinaco*キナコ
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