昨日、ツイッターに書いたのですが、私は何かを「教える」ために物を書いているというよりも、
「気づいてもらう」ために書いているのだと思っています。
昨日の記事もそうですが、人はとにかく自分に気づいていません。
それは、自分と向き合い切れていないということなのですが、
その結果、色んなことを「ごまかしながら」生きているわけです。
例えば、人の自分に対する態度がぎこちない場合、大抵、自分がぎこちないわけで。
でも、そこで「あいつは態度がぎこちない!」と相手のせいにしたり。
相手のせいにしているうちは、「自分は正しい」と思え、プライドを守ることができるので、
楽です。
ただ、楽である代わりに、人生は変わりません。
他にも色々あります。
人が自分を好きになってくれない!と言いつつ、自分の方が好きになっていなかったり。
あいつの教え方が悪い!と言いつつ、自分が全然勉強していない人。
あいつの言う通りにしてもできなかった!と言いつつ、言う通りに全然できていない人。
そのことに気づく。
自分がそうだったのだと気づき、向き合い、認めることで、人は変わっていくのです。
向き合わず、認めず。
そんなことを続けていても、ズルズルと時間だけが過ぎて行き、
不平不満は溜まり、人生が全く前に進まない。
私も、自分のダメさ、至らなさを理解しているつもりです。まだ理解しなきゃいけない部分もたくさんありますが。
私は全然完璧な人間ではないし、だからこそ、何かを教えているというよりも、
気づかせるために書いているのかな、と思うのですね。
セッションとかしたら、その人が見たくないところに入り込んでいくし、
何かごまかそうとすれば、そこに切れ込んでいったりします。
そうやって自分の核心に迫っていくことは、自分では難しかったりするんですよね。
だって、自分は自分をごまかしたいから。
自分は間違っていない、と思いたいから。
そう思っているから今の上手くいっていない現実があるのに、
その現実を変えたいと願っているのに、
それでも認められない。
それでも、誰かのせいにしたい。自分の問題だとは思いたくない。
現状に不満で、変わりたいと思っていても、それでも自分を守りたい。
自分の「プライド」を守りたい。
昨日と似た記事になってしまいましたが、そんな自分と向き合うことができたら、
向き合うことができたというそのことが、大きな一歩になってます。
では、今日はこのへんで。