変わりたい自分でいたい自分 | 受験コーチ池田潤が教える参考書学習法

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仕事柄、「変わりたいです!」という人によく会います。


ただ、「変わりたい!」と言っているときに、なかなか変われなかったりすることがあります。


変わりたい自分が心地いいから。


人は基本的に現状維持して生きてる。で、「変わりたい!」っていう人は、変わりたい自分を維持し続けてしまうわけ。


変わりたいって願っている自分でずーと居続けてしまう。


不満を抱えたままの状態、自分に満足しない、自分に自信がない、一歩踏み出すことができない状態。


そんな自分で居続ける。


いつも「準備中」の人生。


だって、そんな自分でいる方が楽だから。


その自己イメージは維持され続ける。


変わりたいと言いつつ、本当に変わるためには色々と変化が起こる。それが嫌。実は。


変わりたい!って言い続けている自分でいたいと思っちゃってる。


本当に変わりたいんだったら、もう変わってる。


今の自分が嫌すぎて、行動してるから。その結果、何かしらの変化は起こってる。


そうじゃないのは、変わりたいと言っている自分でいたいからかもしれません。


そこから抜け出すためには、自分が本当はどうありたいかを考えることと、自己イメージを変えること、そして、えいや!と一歩踏み出してみること。


この「えいや!」はホントに大事。


自分の夢、望みに近づけると分かっていても踏み出せなかったりするものなのです。


変化であることには変わりないから。


だからこそ、「えいや!」の精神が重要になる。


ただ、えいや!と踏み出すためには自己イメージを変えないといけない。


自己イメージが変わるから、えいや!と飛び込もうと思える。


で、自己イメージはかなり他人の影響を受けます。


他人が持っている自己イメージ、他人が自分に期待している自己イメージ。


それらにモロに影響を受けます。


だから、「誰といるか」は大事なんですね。


「できる!」と言われればできると思うでしょうし、「できない」と言われればできないと思う。


そんなものだったりします。


もし今の人間関係、今の環境が現状で留めておこうとするものであるなら、そこから少しずつでも変えていかないと、ずっと同じことの繰り返しになってしまうかもしれません。


何かを変えることで何かが変わります。何も変えないのであれば、結果も何も変わらない。


しかし、想像以上に変化することに抵抗が起こったりする。


そういう意味でも「どうせ慣れる」の精神は大事です。どうせ慣れると思っていたら変化を怖れなくなるから。


まず変化したい自分を望んでしまっている自分に気づき、本当に変化したいなら自己イメージを変えること。


誰と一緒にいるかも大事にしき、「どうせ慣れる」の精神で生きてみること。


全部、受験生にも通じる話。


来年、本当に変わりたい人のためのプログラムもやるんで、お楽しみに。