自分が嫌いで、八つ当たりばかりの日々 | 受験コーチ池田潤が教える参考書学習法

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‐志望校に合格する勉強法と思考法‐

昨日のメルマガを転載しておきます。


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池田です。


昨日から申し込み受付開始したセミナーですが、続々と参加者が集まってきています。


東京会場懇親会付きはすでに満席となりました。


大阪会場懇親会付きは残り1席のみ。


セミナーのみの受講についてはまだ席は残っている状態です。


今日までは参加費半額で参加できます。最終日です。


次回の開催時期は未定。


(受験を終えていない受験生の参加はお控えください。合格目指して勉強してください。受験を終えた場合はOKです。)


では、本題へ。


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自分が嫌いで、八つ当たりばかりの日々
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私はずっと大阪の田舎の団地で暮らしていました。


家にお金はあまりなく、経済的な問題で中学生時代から塾に通うことはできず、


予備校時代はアルバイトをしながら受験勉強をしていました。


私大を受験する受験料がもったいなかったので、浪人生であるにも関わらず、京大一本の受験でした。


元々すごく不器用で、勉強しても勉強しても成績が上がらず、


よく家の物に八つ当たりしていました。


ふすまを蹴飛ばしたり、タンスを殴ったりしていたことがあります。


不器用で、上手くできない自分のことが嫌いで、そんな自分にいつもイライラしていました。


ときに、それを家族のせいにしたり、DNAのせいにしたり、環境のせいにしてしまったこともあります。


毎朝5時30分に起きて洗濯や朝食作り、弁当作りをして、夜18時に帰ってきて晩ご飯を作る母に、八つ当たりしたこともあります。


休みの日は疲れていつも寝ていて、子供のためだけに生きていたような母を傷つける言葉を、言ったことがあります。


小学生のときにいじめられ、そこから人の目が気になるようになり、自分を隠すようになりました。


ランドセルを背負いながら本屋に通うほど、心が傷ついていました。


本屋さんは、私にとっては「逃げ場所」だったのです。


当時の一番の特技は、面白くもないのに愛想笑いをすることでした。


心にもないことを言うことが、得意でした。


そのくせ、心にあることは言えませんでした。


人一倍、悩む方だったと思います。


小さなことでクヨクヨし、自分に自信が持てず、劣等感がすごく強かったです。


今思えば、京大を目指したのは、そんな自分を変えたい、という思いからだったのかもしれません。


しかし、京大に合格しても、根本的な問題は解決しませんでした。


いつまで経っても、何を成し遂げても、自分のことは好きになれませんでした。


幸せとは言えませんでした。


だから、考えました。


そんな自分を変えたくて、もっと充実した人生を生きたくて、毎日考えました。


どうしたらもっと充実した人生を生きることができるのか。


どうしたら自分に自信を持てるのか。


どうしたら自分を好きになれるのか。


そうしたら、自分なりの答えがだんだんと見つかるようになり、次第に私は変わっていきました。


それに呼応するかのように、現実も変わり始めます。


出会う人が変わり、仕事が生まれ、応援してくれる人が現れ、本を書くようになりました。


自分の心の変化に合わせて、私の人生も変わっていったのです。


自分を変えることでしか、人生は変わらない。


今、私はそう思っています。


環境のせいにしたって、人のせいにしたって、何も変わらない。


全て、自分次第なんだ。


今までの経験から、そう確信しています。


私はハッキリ言って、すごい人間などではありません。


むしろ、傷つきやすい、弱い人間です。


私よりすごい人など世の中にたくさんいるし、自分より行動力もあって、頭も良くて、お金持ちの人だって山ほどいます。


自分がすごい奴だとは、どうしても思えません。


しかし、それでもいい、と思っています。


そんな自分でもいい、と今は思えます。


自分は、自分だから。


それが自分を愛することなのかもしれない、と思います。


そして、そんな自分だからこそ救える人がいると思っています。


傷つきやすいし、弱いし、どうしようもないところがある自分だからこそ、できることもあると思っています。


「私のセミナーは日本一です!絶対に人生を変えるとお約束します!」


そんなことは、言いません。


私にもできることとできないことがあります。


多分、日本一ではないです。


メルマガ読者さんに嘘をつこうとは思えません。


私よりもハラハラドキドキさせてくれて、感動の涙を流させてくれるセミナーなんて、たくさんあると思います。


ただ、思うことは、


「私にしかできないこともある」


ということです。


私はいつも、そんな気持ちでやっています。


このメルマガも、そんな気持ちで書いています。


今回のセミナーで伝えたいことがたくさんあるんです。


そしてそれは、私しか伝えられないことでもあると思っています。


池田潤という人間が、自分だけの経験から考えてきたこと、見てきたこと、感じてきたこと。


そこから生まれるメッセージは、池田潤にしか出せないものだと思っていますし、だからこそ意味があるのだと思います。


来てくださる方に少しでも何か伝わるセミナーにしたいですし、


それができれば私自身本当に嬉しいです。


久しぶりのセミナーということで、非常に気合いが入っています。


読者さんに会えることも、めちゃくちゃ楽しみです。


自分ができる最善を尽くし、話していきますね。