表千家「残月亭」のもとになった千利休の聚楽屋敷にあった色付九つ間書院の復元図です。表千家の残月亭には床の高さの差が二段しかありませんが、このもとになった書院は上段、中段、下段の三段がありました。このような床の高さの違いは身分の上下を表す必要から生まれた接客空間の形式だと思われますが、その形式を超えたかなりハイセンスな床のデザインだと私は思います。ひとつの空間の中で床の段差があることをスキップフロアと言いますが、1587年のスキップフロアです。斬新!
因みに色付とは柱が面皮柱(丸柱から面を切り出し、四隅の皮を削り残している)のため、柱の色の違いがあまり出ないように柱を塗ったことをさしたようです。
因みに色付とは柱が面皮柱(丸柱から面を切り出し、四隅の皮を削り残している)のため、柱の色の違いがあまり出ないように柱を塗ったことをさしたようです。
