2022年(令和4年)長野県高校入試・数学【真】 | 達観主義

2022年(令和4年)長野県高校入試・数学【真】

※こちらが令和4年度の解答です。

前回のは勘違いで令和3年度の問題・解答、ご迷惑をおかけしました。

 

問題と解答はコチラにあります。

 

2年分を続けてやったので違いが分かるんですが、

問1が普通になりました(笑)

問題数が増えすぎて問2に回した感じですかね、(1)(2)とかは。

(3)の連立方程式が難しい、っていうか分かりにくい。

問3のラストが100点阻止問題になり難易度アップ。

その分、問4のラストが例年よりは簡単に。

ただ、問4全体は難しくなってます。

 

それでは、気になった問題をピックアップします。

 

【問2】

(3)

右辺を見て本能的に16x/100って書いちゃいました(笑)

よく読むと、2014年度より25%増えたと書いてあるので

2014年度の125%ということで

16x/100×125/100

 

【問3】

Ⅱ(3)

①放物線はy=x2

点Aから下に垂線を引いてx軸との交点をEとすると

AB:BD=1:3なので△AED∽△BODからAE:BO=4:3で

BO=6なのでAE=8

よってy=x2のyに8を代入してx=±2√2

 

コレ、いまだに謎なんですが・・・(笑)

△AOCの面積27をどうやって使うのか???

 

自分は関数大好きなので関数で解いていきます。

題意より直線OCはy=xとなるので放物線y=ax2と連立して

交点を求めます。

ax2=x

ax2-x=0

x(ax-1)=0

x=0 , 1/a

よって点Cのx座標は1/a

これを直線OC(y=-x+6),放物線y=ax2のxに代入すると

それぞれ1/a , -1/a +6 となるので = で結ぶと

1/a = -1/a +6

2/a = 6

a = 1/3

よって放物線はy = 1/3x2(3分の1エックス2乗)

これと直線ACを=で結んで解くと

x = -6 , 3となるのでA , Cの座標は

A(-6,12) C(3,3)

△APCの周の長さはAP+CP+AC

Pが動いてもACの長さは変わらないので

AP+CPが最小値になればいい。

このやり方は有名ですよね(笑)

x軸に対して点Cと対称な点C'(3 , -3)を取り

直線AC'とx軸との交点が求める点Pとなる。

直線AC'はy=-5/3x+2

このyに0を代入して

x=6/5

 

【問4】

(3)②

△DICは∠C=60°の直角三角形で

DC=2cmよりDI=√3cm

DG=DA=4cmなの?で

GI=4-√3cm

いや、難しくないんだけど自分は

DA=6cmと勘違いして間違えました(笑)

 

(1)方針①と②が別の考え方かと思って困惑してました(笑)

BE=xとすると、EM=AE=6-x、BM=3なので三平方の定理から

9+x2=(6-x)2

これを解いてx=9/4

 

方針①を使ってBE:CM=MB:HC

よってHC=4cm

 

(2)図形の100点阻止問題ですが計算が面倒なだけで

そんなに難しくはありません。

自分は勘違いをしてBKを答えてしまいましたが、

円の直径はEKですね・・・(^^ゞ

三平方の定理を使うのに△EBKか△EIKがあるんですが

△EIKの方が楽です。

EB=3/2、EJ=JI=9/4なので△EBJの三平方の定理より

BJ=3√5/4

△EBJ∽△KIJよりBJ:IJ=BE:IK

よってIK=9√5/10

したがって△EIKの三平方の定理より

EK=9√30/10

 

以上、平均点の法則より予想は42.5くらいかな。