長野県ですが、何か?(笑)

昨日の記事 を書いてて、ウチの県の独自性というものを強く感じたので、同県人には失礼(?)ながら、思い切って書いてみます。
自分は、他県に5年間住んでいたので、客観的だと思います・・・多分(笑)
先ずは、県歌『信濃の国』をどうぞ(笑)
この歌に、この県の独自性が如実に表れてますので・・・
歌詞はこちら にあります。
1998年の長野オリンピック開会式、日本の登場時にこの歌が流れた時はビックリしましたわぁ(笑)
日本で長野県の勢力が強くなれば、この歌が国歌になるかも。。。
最近では、長野県民は全員この歌を歌えるとか、やや大袈裟に言われてますが、小学校から(強制的に)歌わされてるんだから当然といえば当然でしょう。
それどころか、ウチの町では、町のイベントでは町歌を歌わされてきましたし・・・(苦笑)
小中高の校歌だって、歌詞さえあればいくらでも歌えますが、何か。。。
昔は(今も?)県外で長野県人が集まると必ず歌うと言われてますが、こういうことが、仲間意識が強い=排他的だ、といわれる所以でしょう。
1993年の信州博覧会で、各パピリオンの待ってる行列に、主催者側ボランティアが「みんなで『信濃の国』を歌いましょう!」ってやってるのを見てサスガに閉口しましたが・・・
また、こんなエピソードも。
元々は現在の長野県が、ほぼ信濃だったのですが、戦国時代に豪族によって領地を取ったり取られたりしてるうちに、江戸時代には各藩に分割されてしまい、更に明治の廃藩置県を経て大きく2つの、長野県(北部・東部)と筑摩県(中部・南部)となり、それが統合して現在の長野県、つまり元に戻ったそうです。
が、その間にはそれぞれが別の生活圏だったため、相当な対立があったらしく、戦後の1948年には分県論議が起きて、県議会での採決にまで至ったそうですが、否決後に議場で『信濃の国』を大合唱して円満解決したとか。。。
つまり、長野VS松本という2大勢力の構図が現在も残っているため、サッカーチームも、現在話題になってる、松本山雅に対抗するように、長野パルセイロっていう、同じくJリーグ入りを目指してるチームも北信越リーグ1部に
在籍しているという次第でございます(笑)
サッカー不毛の地なんだから新潟みたいに全県で応援しないと上手く行かないんでしょうけどね~
更にやっかいなのが、ウチの住んでる第3勢力とも言われる地域の存在でしょうか。
一番、長野県人スピリットが残ってるのかもしれないけど、比較的近い松本とも文化圏が異なるため、今回の世紀の番狂わせにもどこか他人事な感じです・・・自分もだけど(爆)
が、その第3勢力にも大問題があって、20年も前から3市・2町・1村で合併し一大都市を目指していたのですが、後から計画された他の地域がドンドンと合併していく中、ついに断念(笑)
排他性が強いのと同時に「理屈っぽい」とも言われるんですが、まさにその通り、長野県の中でも一番因業な(頑固な)地域のようですね(笑)
以上、オープンな性格の自分が、早くここから脱出したかったのがよくわかったと思います。。。