ハロー・グッドバイ(1978年)片岡義男 | 達観主義

ハロー・グッドバイ(1978年)片岡義男

何フェチ? ブログネタ:何フェチ? 参加中

俺の空 」を読んだり、ファラ・フォーセット に夢中になったりしていた中3の頃、リアルでは何も無かったんだけど(笑)、文化祭でソレは突然やってきました。

講堂(ウチの中学校では体育館をこう呼んでいた)で、クラブの発表をステージ上でやっていて、英語クラブの白雪姫かシンデレラだかの劇が始まって、幕が開いた瞬間、自分の中に衝撃が!!!
中央のスポットライトを浴びてるヒロインのクチビルが真っ赤で、艶かしく光って蠢(うごめ)いていて・・・

少なくとも心の中ではイっていたと思うわぁ。。。


実はそのヒロインってクラスの子で、特別カワイかったわけでも美人だったわけでもなく、あまり興味もなかったので、ロクに話したことなかったんだけど、その一件で自分が急接近(爆)

あれは母から借りたグロスっていうものだって聞いたのでした。


リップグロスって今でこそ市民権を得てるけど、その当時はもちろん、つい最近までそんなにお目に掛かることはなかったんだよね。

個人的には、ちょっと下品な色っぽさを演出してるというか・・・
ほら、官能小説とかで、あっちは下の唇って言うくらいなんだから、上の唇が光ってるのをエロく感じるのはある意味当然だと思うんだけどなぁ。
まぁ、グロスとかで濡れてなくても、クチビルというか、ルージュに目が行っちゃうようになったのはこのときからなんでしょう。

同じような理由でもう一つメイクでフェチなモノ(箇所)があるんだけど、それはまた別の機会で(笑)


で、仲良くなった彼女からある時、貰った文庫本がコレだったんですよ。
今までずっとカバーしてあって、表紙見るのはじめてかも。。。

ABT45


本屋で見た事あったけど、女子中高生向けのコバルトシリーズ。
作者の片岡義男って、このあと角川で大ブレークするんですよね~
彼女の先見の明に感心だわぁ。。。
中には3編の物語があって、登場人物はハイティーンの割にソフトな内容・・・
かと思ったら、最後の「箱根ターンパイクおいてけぼり」は、結構淫らな描写があって、ビックリ、じゃなくて、スグに虜に(笑)
あ、コレも女教師モノだ!(爆)

そのあと、高校になってから自分でコバルトシリーズを買うようになったんですよね。
よく読むと、男子向けのモノもあることに気付いたり・・・多大な影響を受けた作品もあったりと。
5月の記事に自分のコレクション載せましたっけ、部屋の整理で捨てようと思ったけどやっぱり捨てられなかった。

っていうか、この本、中古でプレミア付いてるのをさっき知りましたぁ(笑)

テーマ追加ですが、何か?(笑)